ル・コルビュジエ「絵画から建築へ―ピュリスムの時代」の展覧会

  • 2019.04.15 Monday
  • 19:23

JUGEMテーマ:日記・一般

Le Corbusie 2019 ル・コルビュジェ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代 国立西洋美術館開館60周年記念 企画展 (1) 555blog 555nat ホロホロ日記

 

建築家、ル・コルビュジエを知ったのは1989年。乃木坂のTOTOギャラリーで開催されていた安藤忠雄氏の展覧会「建築の地平 水の教会 光の教会」を観たときでした。安藤忠雄が大きな影響を受けた人物、それがル・コルビュジエと知り、彼の設計した建築物に興味を持ちました。

 

先日、上野公園にある国立西洋美術館の開館60周年を記念して開催されている展覧会『ル・コルビュジエ/絵画から建築へ―ピュリスムの時代』へ行ってきました。

 

コルビュジエの設計した建物(国立西洋美術館・本館)でコルビュジエを観る。なかなか趣深い体験でした。しかも、今まで知らなかった画家だった時代のコルビュジェです。彼の考え方や生き方の基本を感じることができました。(これも優秀な音声ガイドのおかげ。ありがとう!)

 

で、今回の展覧会で知ったり感じたりしたことです。

 

★コルビュジエの設計した建物でコルビュジエの絵画や建築模型を観るのは大きな寛ぎを感じる。

 

★コルビュジエは画家だった。画家時代の名前は シャルル=エドゥアール・ジャンヌレと名乗っていた。

 

★フランス1920年代に「ピュリスム運動」っていうのがあった。画家のアメデ・オザンファンとシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ(のちのル・コルビュジエ)の二人が取り組んでいた絵画運動である。

 

★「ピュリスム」と「キュビスム」の違いが何となくわかった。

抽象的で何が描いてあるかわかりづらいピカソの絵画に代表されるキュビスム。そんな主観主義的絵画を批判するかたちであらわれたのがピュリスム。見たものを純化し幾何学的に画面構成する純粋主義という考え方。ガラス瓶とかグラスとかギターとか洗練されたデザインの身近な生活用品をモチーフに、幾何学的に画面構成されて描かれたのがピュリスムの絵画って感じでしょうか。

 

オザンファンとジャンヌレ(のちのル・コルビュジエ)の2人はピュリスム運動を広げるために『レスプリ・ヌーヴォー』っていう総合芸術誌を作った。本の展示も多数。時代を経ても色あせない心奪われるデザイン。

 

★ピュリスムの絵画運動はパッとしなかったが、その後、建築家になったコルビュジエの設計にピュリスムの考え方が活きていた。

 

★コルビュジエは「モデュロール」という自分の尺度を作り、設計に使っていた。モデュロールというのはフランス語の「寸法」と「黄金比」をつなげた造語。「人は自分に合った大きさの家に住み、身の丈に合った生活をするもの」という彼の考え方から生まれた。

 

コルビュジエは生涯、絵を愛し、絵を描き続けた。

 

 

さて、コルビュジエが設計した国立西洋美術館。作品や模型を観る合間にところどころでコルビュジエの建築空間をしみじみ見渡します。2.4メートルと4メートルの2種類の天井の組み合わせ。天井からの光や照明が作り出す幾何学的な影や明暗のコントラスト。まるで木陰のある小さな庭のベンチに腰掛けて日向ぼっこするような居心地の良さを感じます。幾何学的な回廊を移動しながら変化する景色も楽しめます。気持ちの良い体験でした。

 

ミュージアムショップに立ち寄って彼の著書「小さな家」(日本語版)を買いました。

コルビュジエが両親のために設計し建てた50数平方メートルの小さな家。自然が身近にある住まい。ミニマリズムと開放感が両立したシンプルな家。

 

わが家ではときどき「小さな家」のことが話題に上ります。「猫1匹と人間2人の生活。小さな家の間取りが理想だよね」と。

 

美術館を出ると頭がスッキリしていました。

 

少しだけ自分の生き方に変化があったような気がします。

 

 

*展覧会『ル・コルビュジエ/絵画から建築へ―ピュリスムの時代』の会期は2019年5月19日(日)まで。

 

Le Corbusie 2019 ル・コルビュジェ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代 国立西洋美術館開館60周年記念 企画展 (2) 555blog 555nat ホロホロ日記

黒塚直子さんの個展「こわい夢を見ないために」

  • 2019.02.12 Tuesday
  • 17:10

黒塚直子展 2019 怖い夢を見ないために (1) 555blog 555nat ホロホロ日記

 

反骨精神があるアートはともかくカッコいいです。

 

アーティストもまた、作品を通して世の中の不正や矛盾に果敢に立ち向かう勇気を社会や人々に与えます。素晴らしい職業です。

 

そんな骨太のアーティストのひとりが黒塚直子さんです。

 

個展『こわい夢を見ないために』が銀座・奥野ビルのギャラリー「巷房(こうぼう)」で2019年2月11日から16日まで開催されているので、初日に大福もちを持って行ってきました。

 

奥野ビルはレトロ建築物好きにはたまらないところ。味わい深いレトロなエレベーターに乗り、花が飾ってある階段を上り下りする楽しみがあります。建物内の優しい光が原宿の同潤会アパートを思い起こさせます。

 

たくさんの動植物たちが作品のなかに生息している不思議な黒塚直子ワールド。古いこの建物の部屋に当時から置かれていたような錯覚に陥ります。作品が空間に溶け込んでいます。なぜか野原にいるような開放感も感じます。時空を超えて別世界にいるような体験ができるかもしれません。面白い個展です。ぜひお出かけください。

 

黒塚直子展 2019 怖い夢を見ないために (2) 555blog 555nat ホロホロ日記

 

黒塚直子展 2019 怖い夢を見ないために (3) 555blog 555nat ホロホロ日記

 

作品のメッセージにはとくに注目です。

鋭い社会風刺画とブラックジョークがあふれています。

 

アーティストの想いをしっかり受け止めてきました。

 

「こわい夢を見ないために」

やることはたくさんありそうです。

 

黒塚直子展 2019 怖い夢を見ないために (3) 555blog 555nat ホロホロ日記

 

 

 

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100人の子どもたちの描いた絵が屋外フラッグに【アップサイクル】

  • 2018.12.07 Friday
  • 14:02

キッズフラッグ ゲートシティ大崎20周年 子どもさん書下ろし ホロホロ日記 555blog

 

子どもたちの描いた絵が屋外フラッグになってゲートシティ大崎の山手通り沿いに飾られています。未就学児から小学生までの子供たち100人の個性的で素晴らしい絵が楽しめます。

 

JR山手線の大崎駅(東京都品川区)南口を降り、山手通りを品川方面に歩いてください。ゲートシティ大崎のエントランスから目黒川にかかる居木橋の間にフラッグが設置されています。フラッグになったユニークな子どもたちの絵を楽しんで、目黒川の遊歩道をのんびり歩きながらJR五反田へ向かうのもなかなか気持ちいいんじゃないでしょうか。

 

 

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ニコリ社メッセージボード by いろはに木工所

  • 2018.04.17 Tuesday
  • 14:40

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ホロホロ日記 555nat.com 555blog 製品企画 ニコリ社 メッセージボード いろはに木工所 両国(2)

 

数独で世界的に知られたパズル制作会社ニコリ社。縁あって25年ほど販売促進の企画の仕事を請け負っております。二コリさんとは長いお付き合いになります。

 

3年前にオリジナルのメッセージボードを企画製作しました。そろそろ在庫がなくなりそうなのでリピート生産をお願い!というのが今回のミッション。製作は「いろはに木工所」さんにお願いしています。

 

メッセージボードが完成したとの連絡を受け、いろはに木工所さんのアトリエ&工房へ。昨年、谷中から両国へ引っ越されたと聞いていたので、新しい仕事場の訪問を楽しみにお伺いしました。

 

依頼した製品、ニコリ社のメッセージボードは素晴らしい出来上がりでした。

 

新しい仕事場、アトリエ&工房のほうは築50数年という古い建物。中に入ると白い漆喰壁と無垢の柱と床。よく手入れされて大切に使われてきた建物であることがわかります。陶器の洗面台やレトロなタイル張りの旧式水洗トイレなど、とても懐かしい雰囲気で落ち着きます。いろはに木工所さんの作品が並ぶ北側のアトリエは柔らかい光が入ってきます。明るく居心地の良い空間です。ついつい長居をしてしまいました。

 

いろはに木工所さんは一般住宅の特注家具も数多く製作しています。木製スプーンを自作するようなワークショップなども開催しているそうなので参加してみたいものです。

 

ホロホロ日記 555nat.com 555blog 製品企画 ニコリ社 メッセージボード いろはに木工所 両国(1)

ラルゴのビーチサンダル

  • 2017.07.14 Friday
  • 19:32

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ホロホロ日記 555nat.com largo beach sandales ラルゴ 特製 ビーチサンダル 各色

 

こう暑くてはやはり足元はビーチサンダルが良い。

 

しかし、手持ちがないことに気がついた。

 

そういえばラルゴさんでブルーダイア印のビーチサンダルを作ったことがあったよなあと思い出した( Largo × Blue Dia 特別生産品)。問い合わせてみると、幸運にも自分のサイズのストックがありました。これはありがたい。

 

お手軽に入手できる価格のビーチサンダルですが、奇才イラストレーター、松川けんし氏の書き下ろし「雪だるま」がレーザー刻印された貴重なビーサンです。

 

女子の小さいサイズを含めて4サイズ、28センチくらいまでの方なら、まだ若干数の在庫があるようです。ビーチサンダルを買い忘れていらっしゃる方は、新宿御苑前のラルゴさんへGO!

 

ホロホロ日記 555nat.com largo ラルゴ バックカントリー ギアショップ 2017 Summer

間もなく。コゼバッグとREW10WORKSの合同展示受注会2014年

  • 2014.10.28 Tuesday
  • 20:37
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ホロホロ日記 555nat.com コゼバッグとREW10WORKSの2014合同展示受注会

自転車仲間のバッグと自転車の展示受注会のご案内です。

□ 上等な製品をオーダーメイドで
□ 気に入った製品を愛着を持って長く使いたい
□ 毎年リリースされる新製品、クソ食らえ! という紳士淑女
□ 気に入った製品は何度でも修理して使う
□ 使い込んだ製品のカッコ良さを知っている
□ ゴミを増やしたくない
□ お金を節約して遊びや経験に使う

そんな愛に満ちた本物の価値のわかる人のために作られた製品ばかりです。

モノづくりの真理を極めたお二人の創り出す注目のバッグと自転車の展示受注会です。

コゼバッグ
REW10WORKS

皆様ぜひお立ち寄りを。

雪だるまビーチサンダル 【ラルゴ新宿】

  • 2014.07.03 Thursday
  • 17:35
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ホロホロ日記 555nat.com 555blog ラルゴ 松川けんし ブルーダイヤ Blue Dia オリジナル・ビーチサンダル 2014

毎年この時期はバックカントリースノーボードの老舗ショップ、東京・新宿「LARGO/ラルゴ」さんのオリジナル・プロダクツの制作に関わっていて、ディレクションを担当しています。

今年(2014年)もトムリッチ―の自転車をこよなく愛する素晴らしくユニークなイラストレーター、松川けんしさんがグラフィックを描き下ろしてくれました。

昨年まではお気に入りのUSAメイドのアメリカンコットンTシャツを東京下町でピグメント染めしたTシャツを使ってオリジナルを作っていましたが、今年はちょっと趣向を変えてビーサン。ビーチサンダルにしました。

ビーチサンダルといえばやっぱり、長い歴史を誇るオリジンなブランド、「BLUE DIA/ブルータイヤ」だよね。

ということで「ブルーダイヤ」×「ラルゴ」×「松川けんし」という夢(?)のオリジナル・ビーチサンダルの誕生となりました。

かかとの裏に刻印された松川けんし作「ラルゴ雪だるま」が何とも粋なビーチサンダルです。某有名履物店のビーチサンダルを超えた(?)かもしれない逸品です。お買い求めはラルゴさんのWEBストアでどーぞ! → Largo WEB Store

数独のニコリ社。プレミアム商品の企画

  • 2013.06.29 Saturday
  • 12:43
555nat.com ホロホロ日記 ナット&カンパニー 商品企画 パズルの二コリ社 特性メッセージボード いろはに木工所 2013年

久しぶりに文房具の製品企画をしました。
数独で世界的に活躍するパズル会社ニコリさんのプレミアムグッズ「メッセージボード」です。

ボードは東京・谷中の工房「いろはに木工」さんへ製作依頼しました。
木製キューブピンは既成のものにイメージに合うデザインのものがなかったので特別注文しました。

日本国内で製作できるところを探すのにひと苦労しましたが、優秀なガビョウ屋さんとの出会いがあって上等な焼刻印ピンが出来上がりました。

小さな工房で丁寧に作られる日本生産品には特別な愛着があります。


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Cosset Bag コゼバッグ 【555nat.com】

  • 2013.06.07 Friday
  • 08:24
ホロホロ日記 555nat.com 友だち紹介 コゼバッグ 2013

コゼバッグの千絵さんとは2008年8月の Tokyo Night Bike Groove トーキョー・ナイト・ライド・グルーヴ(シークレット・バイシクル・ソサエティ主催の自転車の闇グループライド)からの付き合いになります。

集まった他のメンバー同様、彼女も自由で優しいラブ&ピースな心の持ち主でやはりシングルスピードの自転車乗りでした。年代は違いますが彼女とは生き方の波長があって、また共通の自転車仲間がいたりしてすぐに友だちになり、何となく交流が続いています。

彼女がメッセンジャーバッグのスーパー・クリエイターだと知ったのは会ってしばらくしてから。思い出せば、友人たちの多くが特製コゼバッグを気に入って使っていました。

デザインの良さ、作りの頑丈さはもちろんですが、使い手を選ばない万人向けの使い勝手の良さ、修理やリペアにも快く応じてくれるなど、コゼバッグの千絵さんの消費者フレンドリーなモノづくりのポリシーが使う人に幸せを運びます。

コゼバッグのモノづくりポリシーと千絵さんのセンスに惚れて白猫屋では2010年から「特製サイクリング防水パース」の製作をお願いしています。すべてカラーリングの違う1点モノ。少量ですがショッピングサイト「白猫屋」販売しています。

★コゼバッグのウェブサイト → Cosset-bags
★コゼ千絵さんのブログ → コゼブログ

コゼバッグのモノづくりポリシーと千絵さんのセンスに惚れて白猫屋では2010年から「特製サイクリング防水パース」の製作をお願いしています。すべてカラーリングの違う1点モノ。
少量ですがショッピングサイト「白猫屋」販売しています。
よろしければのぞいてくださいな。 → 白猫屋

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コゼバッグとREW10Worksの春の展示受注会2013の様子

  • 2013.04.06 Saturday
  • 19:45
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ホロホロ日記 555nat.com コゼバッグとREW10Worksの春の展示受注会2013年の様子(1)

 春恒例「コゼバッグとREW10Worksの展示受注会2013」へ行ってきました。

 成城石井・成城店の「もりもと・なまどら焼き」を土産に持って行きました。

 展示会場には谷中珈琲店を越える旨い珈琲を出す若者が居りまして、そこで珈琲を一杯注文し、誰かの持ってきた差し入れを頬張りながら新製品を物色するのがココのスタイルです。

 コゼバッグでは評判のフレームバッグが完成度の高さを誇っておりました。

 REW10Worksはとっても魅力的で稀なスチールパイプを使って製作したという、とってもチャーミングで、もちろん頑丈な自転車が展示してあり、オーラを放っておりました。

 出張珈琲店のご主人からは、焙煎1週間のコーヒー豆がなぜ旨いのか?といったマニアックな珈琲話しも聞くことができます。

 雨の降る前に谷中から世田谷まで帰ってくることができました。桜の花と交代で帰る途中の仙川沿いの市民花壇の花がいっせいに咲きはじめていました。

ホロホロ日記 555nat.com コゼバッグとREW10Worksの春の展示受注会2013年の様子(2)

ホロホロ日記 555nat.com コゼバッグとREW10Worksの春の展示受注会2013年の様子(3)

ホロホロ日記 555nat.com コゼバッグとREW10Worksの春の展示受注会2013年の様子(4)

ホロホロ日記 555nat.com コゼバッグとREW10Worksの春の展示受注会2013年の様子(5) 

Cosset Bag ゴゼバッグとRew10works リューテンワークス。2013春の展示受注会。

  • 2013.03.13 Wednesday
  • 21:27
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555nat.com ホロホロ日記 コゼバッグ&Rew10worksリューテンワークス合同展示受注回2013年春 特注自転車 特注メッセンジャーバッグ

 京都に住む長い自転車の仲間 #bltb から展示会の便りとDMが届きました。

 時は4月6日、7日の二日間。「Cosset Bag ゴゼバッグ」と「Rew10works リューテンワークス」の合同展示受注会が開かれます。

 会場はいつもの東京谷中・古美術上田

 コゼバッグでは、バッグのカタチ、表のハンプ生地の色、裏地の防水ターポリン生地の色、ステッチ糸の色が自分の好きなものに指定できます。シンプルでありながら、ファッショナブル。誰も持っていない思い通りのメッセンジャーバッグがオーダーできます。

 リューテンワークスでは、エレガントでありながら、質実剛健、頑丈でカッコいい”一生もの”の自転車を作ってもらうことがでます。

 コゼバッグもリューテンワークスも、作り手の誠実さが乗り移った、ものスゴイ、ものづくりに取り組んでいます。素晴らしい製品のリアリティをお手に取ってお確かめくださいな。

 書き忘れましたが、コゼバッグさんには特別注文で白猫屋特製ゴゼパース(すべてが1点もの)を作ってもらってます。そろそろ在庫がなくなるので、4月の展示受注会でうちもオーダーを入れることにします。

カドワキコーティング・ファクトリーツアー Eat Ride Smile

  • 2013.03.09 Saturday
  • 23:28
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ホロホロ日記 555nat.com Eat Ride Smile イート・ライド・スマイル・自転車ファクトリーツアー カドワキコーティング工場見学(1)

“緩め”のライフスタイルを愛する自転車仲間が不定期に集まるEat Ride Smile イート・ライド・スマイル。去年から計画していた「自転車でファクトリツアー」がようやく実現!

記念すべき第1弾ツアーは「カドワキコーティング」(横浜市鶴見区)さん。2月の晴天の水曜日、工場見学へお邪魔することになった。

集合は多摩川「丸子橋」。各自、思い思いのルートで集合場所まで走ってきた。参加者は5名。ちょうどいい人数だ。あまり大勢だと先方の仕事の邪魔になっちゃうからね。

ホロホロ日記 555nat.com Eat Ride Smile イート・ライド・スマイル・自転車ファクトリーツアー カドワキコーティング工場見学(2)

ロングテールバイク3台、ショートバイク2台のファクトリーツアー。Eat Ride Smile常連のカドワキ・コーティング所属のUKAIさんが本社工場までの分かりにくいルートを心配して僕らを迎えに来てくれた。

カドワキコーティングは鶴見川のすぐそばにあった。工場の見学は点在するカドワキコーティングさんの工場3カ所を自転車で移動。午前中に工場2つを見学することになり、早々にツアー行動を開始。工場へ向けて出発した。

知らない街を自転車で走るっていうのがまた、とても楽しいのである。

ホロホロ日記 555nat.com Eat Ride Smile イート・ライド・スマイル・自転車ファクトリーツアー カドワキコーティング工場見学(3)

【K1 Factory】

最初の見学はライン化された量産型工場、「K1ファクトリー」。

パウダーコーティング(紛体塗装)のトータル設備を始めて目にした。20名弱のスタッフたちがはつらつと仕事をしている。塗装前のソリッドな製品が次々とラインを移動。

自動化された設備、人の手による丁寧な塗装、窯焼き、冷却とパウダーコーティングの工程を見学。

粉体塗装は「パウダー状の塗料」を「静電気」で付着し、200度の「窯」で焼き付ける。冷却されて最後に製品を箱詰めする。流れ作業で塗装が進む。

実際にパウダーコーティングの工程を見て、塗装の工程やら、スタッフの苦労やら、塗り上がったものの質の高さやら、知らなかったことが手に取るように解った。

ちなみにこの日、K1ファクトリーでは駐車場の料金ボックスの塗装作業が行われていた。

ホロホロ日記 555nat.com Eat Ride Smile イート・ライド・スマイル・自転車ファクトリーツアー カドワキコーティング工場見学 gam(2)K1

K1ファクトリー見学の後、隣接する事務所に寄る。

紛体塗装の「粉」を見せてもらう。紛体塗装された製品やカラー見本なども見ることができた。自転車のフレームのほか、さまざまな工業製品、住宅のドアなどへの塗装もしている。

事務所の裏に大きな倉庫があった。ここではパラボラアンテナの塗装作業が行われていた。パラボラアンテナを入れる大きな窯はないので、こちらはパウダーコーティングではない一般的な塗装だった。

【K2 Factory】

K1ファクトリーから自転車で走ること5分。2つめの工場「K2ファクトリー」に着く。

昼休みの時間帯だったのでラインは動いていない。でも見学。

ここでは横断歩道のライトボックスをパウダーコーティングしていた。

今まで見たり聞いたりした話しでは、僕らのまわりの至る所に、パウダーコーティングされた製品があるようである。しかも、けっこい身近な場所(お隣の神奈川県横浜市)で塗装が行われている。

耐久性の高い塗装技術が自転車のパーツやフレームでも使われていることが誇らしく思えてきた。

ホロホロ日記 555nat.com Eat Ride Smile イート・ライド・スマイル・自転車ファクトリーツアー カドワキコーティング工場見学 gam(3)K2

K2ファクトリーの見学を終えてランチ。近くのショッピングモールでハンバーグステーキを食べた。

【KADOWAKI Lab.とワークショップ】

工場見学の興奮を参加者で共有しつつ、最後の目的地は本社にあるラボ。

今まで見てきたライン化された工場とは違って規模が小さく工房といった感じ。試作品や1点モノの、例えば自転車のフレームやパーツなどといった製品のパウダーコーティングを請け負ってる。

到着した僕らはまずミーティングルームに通された。

今日のファクトリーツアーのホスト役、UKAIさんから、今までの工場見学のまとめとパウダーコーティングの仕組みについての簡単な説明を受ける。

僕らの疑問や質問にも丁寧に答えてくれた。パウダーコーティングのことが少し理解できたような気がした。

ホロホロ日記 555nat.com Eat Ride Smile イート・ライド・スマイル・自転車ファクトリーツアー カドワキコーティング工場見学 gam(1)

そして、嬉しいことに、カドワキコーティング体験ワークショップが用意されていた。

ワークショップは実際に自分たちでパウダーコーティングしてみるというもの。

まず塗装をかけるプレートにカッティングシートで作ったロゴを貼ってマスキング。

次にプレートに、パウダーコーティングに使う粉を降りかける。3色の粉を混ぜたり、盛ったりして。

それをオーブンに入れて焼く。熱せられた粉がプレートに定着する。

いったん途中でプレートをオーブンから出して、マスキング部分を取り除く。

再びオーブンで仕上げ焼き。

焼きあがったら冷まして出来上がりだ。

簡単なデモンストレーションだが、実際に自分たちで塗装してみるとモノづくりの楽しさに夢中になってしまう。同時に、プロの仕事のレベルの高さを実感する。

ホロホロ日記 555nat.com Eat Ride Smile イート・ライド・スマイル・自転車ファクトリーツアー カドワキコーティング工場見学 gam(5)workshop

ワークショップの作業をする傍ら、ラボの見学。自転車のフレームが塗装されていく過程を辿って説明を受けた。

溶剤プールでグリースや汚れを奇麗に落とす工程に始まり、微粒子をフレームに打ちつけるブラストでサビなどを取り除く。

そのあとフレームを化成処理し、下塗り(プライマー)して一度窯で焼き、カラーを塗って窯焼き。

フレームのロゴの製作や再現を担当するクリエイティブも備わっている。耐熱の特殊ステッカーを使うので窯に入れても大丈夫だ。

塗装と窯焼きを繰り返し、お客さんの要望のパウダーコーティングが仕上がる。

最後にフレームに磨きをかけ、塗装ムラがないかなどのチェックをして完成する。

ホロホロ日記 555nat.com Eat Ride Smile イート・ライド・スマイル・自転車ファクトリーツアー カドワキコーティング工場見学 gam(4)lab.

初のEat Ride Smile 自転車ファクトリーツアーはカドワキコーティングさんのご協力もあり、中身の濃い充実した内容だった。

一日たっぷりの工場見学で参加者みんな大満足。

ホロホロ日記 555nat.com Eat Ride Smile イート・ライド・スマイル・自転車ファクトリーツアー カドワキコーティング工場見学(4)

フレームやパーツを自分だけのカスタムカラーに塗り替えたい人はもちろん、自転車をいつまでも大切に乗りたい人、古い自転車を復活させたい人にも、カドワキコーティングさんのカスタム塗装は自転車の楽しみを広げてくれる。

カスタムのパウダーコーティング(紛体塗装)に関心のある方は、カドワキコーティングさんか、カスタム自転車スペシャリティショップ「タカヤマサイクル和光店」さんへお問い合わせください。

ホロホロ日記 555nat.com Eat Ride Smile イート・ライド・スマイル・自転車ファクトリーツアー カドワキコーティング工場見学(5)

楽しい工場見学を終えて、鶴見川の土手から西の空を見るとキレイな夕焼け。

自転車で行く、Eat Ride Smile ファクトリー・ツアー第2弾もボチボチ計画中です。

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