日向薬師の初詣。お坊さんの法話で始まる一年
- 2011.01.06 Thursday
- 12:00
JUGEMテーマ:地域/ローカル
毎年初詣は神奈川県伊勢原市の山寺、日向薬師と決めている。
かやぶき屋根の本堂。質素なたたずまい。お寺までの静かな山道。地元のみかんも買える。初詣の場所として自分の志向にピッタリあったお寺である。
今年も元旦の朝に出かけ、鎌倉時代に作られたという木造仏像に囲まれてお祓いを受け、毎年楽しみにしている、お坊さんの新年の法話を聞いた。
法話は一年を平和に過ごすためのヒントになる話しも多い。
今年の話題のひとつに「良く噛んで食事をすることの大切さ」という話しがあった。さっそくその日のお昼から実践した。良く噛んで食事をすることは医学的科学的健康的精神的に”良き効果あり”と語られている。”良く噛む”習慣づけが出来るかどうかは自分自身の意志の強さが問題となるわけだ。
良く噛む噛み方は簡単である。
まず食べ物を口の中に入れる。その量は少なくても多くてもかまわない。
箸やスプーンやフォークはいったんテーブルに置く。
50回噛む。
これをくり返すだけ。
良く噛むことを意識して食事をすること、そろそろ一週間。良く噛むと食事にけっこう時間がかかるものである。噛むのに一生懸命で家族の会話が少なくなるかもしれない。でもいままでの食事は10回くらいしか噛んでいなかったことも発覚した。唾液もたくさん出て酵素の働きも活発になったかもしれない。いつもより食材の味が実感できたし、食事も美味しく食べられた気がした。食べ終わると、あごが筋肉痛になったが、意外や口の中にすっきり感があったのには驚いた。
もしかしたら、すべて気のせいかもしれないかもと思いつつ、とりあえず、しばらくは良く噛む食生活を続けてみるつもりだ。
日本三大薬師に数えられるひっそりとした山寺、日向薬師はこの春から五年をかけて老朽化した本堂の修繕が始まる。