マウンテンバイクは三代目の少年オーナーへ。

  • 2015.02.21 Saturday
  • 16:44
JUGEMテーマ:地域/ローカル
ホロホロ日記 555nat.com Nat and Company 自転車 リサイクルバイシクル TREK 220

大切に使っていたアウトドア用品も、ときが経ち、すっかり使わなくなってしまうものもけっこう多い。そういう物品が家に貯まる。多少の思い入れや、多少の思い出があって、捨てるに捨てられない。自転車もしかり。もし、大切に使ってくれる人がおいでになれば、喜んでお譲りしたいと思っている。

一方で、育ち盛りの小学5年生の息子の自転車が小さくなってしまった。もう少し大きいサイズの自転車を探している。というような、知り合いのお母さんもいる。

生憎、わが家に彼女の息子さんにちょうど良さそうなサイズの24インチか26インチの小さいフレームの自転車はなかった。

彼女と息子は、近所の安売り自転車量販店を訪ねたものの、息子が気に入る自転車はなかったらしい。お店のスタッフは育ち盛りの子供用だからと言って、息子が描く自転車のイメージを真剣に聞くこともなく、価格優先で商品(自転車)を薦めたそうだが、そんなものは欲しくなかったんだろう。俺もその気持ちは良くわかる。

そんな話しを聞いて僕は、「使わなくなった自転車を譲ってもらえないか」と自転車仲間たちに呼びかけてみた。こういうときにSNSは便利だ。そしたら、自転車普及活動を一緒にしている友人から「使わない24インチのマウンテンバイクがあるから、無償でお譲りしますよ」とのありがたい申し出をいただいた。24インチのマウンテンバイクは「TREK 220」というモデルで、友人の息子二人が二代にわたって愛用していた自転車だった。「もう子供が大きくなったので、誰か欲しい人に使ってもらえたら嬉しいよ」ということだった。

友人のTREK 220の写真を僕はさっそくお母さんに送った。彼女から翌日返事があった。「息子のイメージぴったりの自転車だったのよ! 一目で気に入ってしまったみたい。ぜひお譲りください!」という、嬉しそうな弾んだ声だった。

1週間ほど経って、友人から預かったTREK 220を三代目のオーナーとなる知り合いのお母さんの息子に届けに行った。彼はとっても嬉しそうにマウンテンバイク/TREK 220を受け取った。僕は彼をサドルにまたがらせて、高さを調節してあげた。そして、変速のルールやタイヤに空気を入れる方法や空気圧の違いで速く走れたり、快適に走れたりすることを伝えた。

彼はとっても嬉しそうだった。

自分が新しい自転車を手に入れたときの、遠い昔の小学生時代を思い出した。あのとき感じた、新しい自転車を手に入れたときの喜び。この自転車で、もっと自由に、もっと遠くへ行くことへの期待。抑えきれない胸の高まりと冒険心。そんな新鮮な、自分の自転車の原点を忘れたくないなぁと思った。

1か月ほどして彼のお母さんに、自転車の調子はどうですかと尋ねてみた。そうしたら、息子が先日、自分の住む世田谷から自転車に乗って、ずいぶん離れた町田まで行って帰ってきたと驚いていた。息子は「自転車に乗って、どこまで遠くまで行けるか試してみたんだ」と言っていたそうである。

彼女の話を聞いて、僕は嬉しくなった。

そして、自分も少年に戻りたいと思った。

でもそれは無理な話だ。
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