『アーティフィッシャル』上映会。良いことだと思っていたことが実は・・

  • 2019.11.26 Tuesday
  • 18:52

JUGEMテーマ:日記・一般

パタゴニア東京大崎店 ARTIFSHAL アーティフィッシャル 上映会 2019.11.21 環境

 

良いと思っていたことが、そうではなさそうだ。

 

そんなことを考えさせられるドキュメント映画『ARTIFISHAL アーティフィッシャル』。

2019年11月21日、パタゴニア東京大崎店で上映会があったので行ってきた。


僕は18歳まで北海道で暮らしていた。

秋になると父親は鮭(アキアジ)を釣りに十勝川の河口、大津の浜へ出かけて行った。

よっぽどの不漁でない限り、鮭を数本抱えて帰ってきた。

 

十勝川は鮭が遡上する。サケマスふ化場もあった。

 

映画は「ふ化された魚が存在する環境では、野生魚はやがて消滅するかもしれない」という、ちょっとショッキングな内容。ふ化場が身近な地域で育った自分としては、気になる映画のテーマである。

 

鮭のふ化場の歴史は長い。

日本では江戸時代中期から天然産卵の保護助長が行われ、北海道では明治時代からふ化事業が始められていた。

 

天然の鮭を減少させないために河川の環境を守り、産卵を助け、安定した食料資源を確保しようと、誰もが考えている。天然の鮭を捕獲し、産卵を助ける事業がふ化場だ。「ふ化事業」は役に立つことだと信じていた。

 

この作品を観るまではそうだった。


鮭の生態系について、われわれが理解していることは意外と少ない。遺伝子や生態の調査が進むと、ふ化事業の弊害がわかってきた。良かれと取り組んできたふ化事業が、実は鮭の健康状況を悪化させ、遡上する個体数の減少に影響があり、さらに野生魚を減少させる要因にもなっているらしいのだ。

 

いままでの取り組みが間違っていたかもしれない。だとすれば、さらなる調査が必要になるだろう。思い切った軌道修正や方向転換も必要になるかもしれない。
 

映画は鮭の生息する河川に関わる立場や考え方の違う様々な人たちの話が紹介されている。

 

自分のまわりでときどき起こっている「良いことだと思っていたことが実はそうではなかった」ということと根本的なところで共通するテーマが描かれている。

 

ドキュメント映画『ARTIFISHAL アーティフィッシャル』はユーチューブで観ることができる。

→ ARTIFISHAL アーティフィッシャル

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