2019年から世界中に広がったコロナウィルス感染。細心の注意を払いつつ生活していたものの、先々週末に発熱。検査を受けるとコロナ陽性。とうとうついに感染してしまいました。
外出時には必ずマスク着用、アルコール消毒も心がけていたのですが、その努力もむなしく、まったくの心当たりのないままどこからいただいてきたのやら。
39度を越える発熱があり、平熱まで下がりそうかと思うとまた発熱といった繰り返しが1週間続きましたが、咳と喉の痛みはなく、高熱のときの頭痛と痰の絡みがある程度でしたから、症状は軽い方だったと思います。
発症から10日ほどになります。身体のほうはまだコロナウィルスがすっかり抜けきった感じはなく、痰がまだ絡んでいます。身体を休ませすぎて筋力と体力が落ちたからスッキリしないのかとも考えましたが、かかりつけのドクターからのアドバイスで感染から1カ月から2カ月は注意深く生活するようにということなので、コロナ後遺症に気をつけつつ、再び気を引き締めることにしました。
身体に比べて頭のなかは以前よりスッキリしています。
コロナ感染の自宅療養中に昔の本を何冊か読み返しました。
そのひとつが平木さんが1985年に書いた自転車の本。日本で始めてのマウンテンバイクとBMXの入門書『ニューサイクルスポーツ入門 これがBMX&MTBだ!』って言う凄いタイトルの本です!
写真はレトロだけれど、2024年のいま読んでもBMXとマウンテンバイクの魅力の核心がダイレクトに心に響いてきます。凄いエネルギーの詰まった内容にあらためて驚きました。
本のなかの平木さんは昔のままの元気な笑顔で、久しぶりに彼と再会した僕は嬉しい気持ちになりました。
自転車に興味のある方には絶対お薦めの自転車本です。古書店で手に入れてぜひ読んでいただきたいと思います。
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多摩市(東京都)でゴミ削減などの環境保全活動を実践しいこうと結成された市民団体の『みず多摩』さん。多摩市と企業やお店と協力して、マイボトル携帯の習慣化を促し、プラスチックごみを削減するために、市内に「給水スポット」(店舗・企業、公園など)を設置することに取り組んでいます。
現在多摩市内にある26ヵ所の「給水スポット」の設置をさらに広げていくことを目指し、現在、クラウドファンディングに挑戦中です。
多摩市内にご縁のある方はぜひのぞいてみてください。
地域のゴミ問題の取り組みや日本社会の課題がわかりやすく説明されています。身近なところで出来る環境活動のヒントになるかもしれません。
話しはクラウドファンディングに戻ります。
支援の返礼品のひとつにアップサイクルバッグがあります。
多摩市で使っていた巨大な使用済みの懸垂幕(なんと長さ22メートル、幅1.9メートル)の生地から作るトートバッグなんですが、この製品製作を担当させていただいております。昨年末までに、デザインワークを完了し、いまちょうど縫製作業の真っただ中という状況です。一生懸命、作っています。
廃棄する使用済み製品の素材を利用して作るアップサイクル製品はバージン素材から製品を作るよりも、とっても手間と時間がかかり、関わる人たちも大勢になります。クラウドファンディングのリターン品にアップサイクルの製品を作ろうと決めた市民団体『みず多摩』の環境活動を陰ながら応援したいと思います。
★多摩市内で利用できる「給水スポット」です
1. 多摩市役所 (関戸)
2. 一ノ宮児童館 (一ノ宮)
3. 市立健康センター (関戸)
4. ALICIA Cafe (一ノ宮)
5. キノコヤ (関戸)
6. シナモン (東寺方)
7. ピンクララタマ (一ノ宮)
8. おむすびカフェ くさびや (関戸)
9. 無印良品京王聖蹟桜ヶ丘 (関戸)
10. 多摩市立総合体育館 (東寺方)
11. 大栗川・かるがも館 (和田)
12. 多摩生活者ネットワーク事務所 (乞田)
13. ひじり館 (聖ヶ丘)
14. 多摩市立教育センター かけはし (諏訪)
15. リバティ (諏訪)
16. ほっとセンター多摩 (永山)
17. あしたや (諏訪)
18. あしたやみどり (諏訪)
19. リンク&ショップ「はらっぱ」 (永山)
20. 福祉亭 (永山)
21. 市民活動交流センター (貝取)
22. アクアブルー多摩/多摩市立温水プール (南野)
23. 一本杉公園 (南野)
24. 多摩清掃工場 (唐木田)
25. リサイクルセンター (唐木田)
26. 有限会社もしもし (落合)
*詳しくは市民団体『みず多摩』さんのウェブサイトにてご確認ください
→ みず多摩
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田んぼに関わって7年目。
種を蒔く、世話をする、収穫して食べる楽しさ。
このサイクルはすべての物事に通じる喜びです。
今年も引き続き、よろしくお願いいたします。
新しいご縁がたくさんありますように!
2024年 正月
一月一日は今年も電車とバスを乗り継ぎ、日向薬師へ初詣に出かけました。いままでにないくらいの暖かなお正月で、穏やかな陽を浴びながら山道の参道を登り、昨年一年、家族が健康に暮らせたことに手を合わせ、今年の家内安全を祈願しました。
年々お正月らしさがなくなる街を寂しく思いながらも、いつもより静かで長閑な東京の一月一日はとてもリラックスできます。
初詣から帰ってひと息ついていた夕方4時10分、組んでいた足に動脈が波打つようなゆっくりとした規則正しい波動を感じたあと、ゆっくりと身体が揺れ始めました。
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自分が製作に関わった製品に偶然出会うというサプライズな出来事があった。
製品というのは、使用済みバナー(屋外フラッグ)をアップサイクルしたプレミアムバッグで、翌年のイベント(映画祭)のアンケートプレゼントの賞品として製作された非売品である。
この偶然の遭遇に驚き興奮し目を疑った。
そして思わず声をかけた。
「このバッグに製作に関わったものですけど、ご迷惑でなければ写真を1枚撮らせていただけないでしょうか。」
バンフ映画祭(バンフ・マウンテンフィルム・フェスティバル)ワールドツアー東京会場でのことである。
バッグの持ち主の男性は快く承諾してくれた。
通行人の邪魔にならぬよう、控え目な感じで写真を1枚だけ撮らせてもらった。
とても長いこと愛用していただきありがとうございます!と伝えた。
こういう再会は本当に嬉しい。
アップサイクリスト冥利に尽きるのである。
思いがけないことに興奮してしまって、肝心なことをバッグ所有者の方に伝えるのを忘れてしまった。
「もしバッグをお預かりできるのでしたら、取手の綿テープを新しいものに交換させていただけますか。」
またどこかで偶然お会いできる幸運はないだろうか。もしこの記事に目をとめていただく機会があれば、ご連絡をいただきたいと思う。
取手テープの交換を喜んで承りたい。
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パンクのたびに、チューブに空いた穴に補修パッチを張って、修理して使っていたロード自転車のタイヤチューブ。とうとうバルブの根元が裂けてしまって修復困難、ご臨終とあいなりました。
捨てずにアップサイクル
さて、使えなくなったタイヤチューブを廃棄するか、再利用するか?
もちろん迷わず、使えなくなったタイヤチューブはアップサイクル(リサイクル)。
簡単にできるアップサイクルはタイヤチューブで「輪ゴム」を作ることです。
チューブを輪切りにするだけ。
アップサイクル輪ゴムを使う
そこで、大量にできたタイヤチューブ製の輪ゴムの使い道が問題となります。
ロードバイクのタイヤチューブは外周5.5センチ。ちょっと細めの輪ゴムです。
僕はパンク修理で車輪からタイヤをはずすときに使う「タイヤレバー」をまとめるのに使いました。
3枚のタイヤレバーをスマートにまとめられたので使い勝手は良好です。
でも、使った輪ゴムはたった2本だけ。
廃タイヤチューブ輪ゴムの多様な使い方を求む!
1本のタイヤチューブからは大量の輪ゴムが生まれます。さて他にこの輪ゴムを何に使ったら良いでしょうか。
皆さん、自転車の廃チューブのリサイクル輪ゴムの便利な使い道があればぜひ教えてください。
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近眼に加えて老眼も忍び寄る今日この頃。
年に一度の健康診断で目の健康状態をチェック。年齢とともに視力が衰え、老眼も入ってくるのは避けられない。とりあえずいま使っている眼鏡の度数は変える必要はないようだが、プラスチック製レンズのコーティングの剥がれが酷くなってきたので交換することにした。
眼鏡のフレームさえしっかりしていればレンズを交換するだけで長年使うことができるのでありがたい。「一生モノ」という言葉があるが、一生モノで使える眼鏡も多い。
今回、レンズ交換した眼鏡は OAKLEY オークリー社のサングラスを度付きレンズに入れ替えて使っている1本。2000年代初頭に買ったもので2度目のレンズ交換になる。
球面の角度が大きい8カーブの度付きレンズは加工が難しいので、僕はいつもスポーツ系眼鏡の取り扱いと加工に絶大な経験と実績のあるメガネナカジマの中島氏にお願いしている。世田谷区のお隣、多摩川を渡った中野島(川崎市多摩区)にあるお店までは自転車で30分である。
眼科の先生から処方してもらった最新の検眼データで新しいレンズを作った。フレームは OAKLEY A Wire Brushed Thick という15年ほど前のモデル。交換を終えて戻ってきた眼鏡はプラスチックレンズに傷ひとつなく、視界もクリアになった。
古い眼鏡もレンズ交換で新品のように生まれ変わる。
気に入った眼鏡を長く使うこともできる。
使い捨てない生活を心がけたいものである。
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昨年(2022年)のバンフ映画祭(バンフ・マウンテンフォルム・フェスティバル・ワールドツアー)の東京会場で飾られていた使用済みバナー(屋外フラッグ)をリサイクルして作ったアップサイクルバッグが完成しました。
バッグは毎年、改良されます。より使いやすく、より耐久性の持たせるように、ゲートシティ大崎の環境チームと製作を担当する福祉作業所「なないろ」さんと我々で、アイディア会議と試行錯誤が繰り返されます。
今年の改良点は二種類あるバッグのレギュラーサイズ(大きい方のバッグ)の取っ手の追加です。従来の肩に掛けられる長さの取っ手に短い取っ手を加えることで、荷物の重さや嵩(かさ)を気にせずに自由な持ち運びができるようになりました。使ってみるとなかなか便利です。
バッグに使う使用済みフラッグは長さ1メートル20センチ、幅40センチの2枚仕立ての生地です。60枚の使用済みフラッグから、生地を無駄にしないように(捨てる生地を最小限に抑え)、バッグのデザインと大きさを調整し、パターンを切り出すと、今年はレギュラーサイズ60点、スモールサイズ30点、計90点のアップサイクルバッグを作ることができました。
このアップサイクルバッグは、毎年、バンフ映画祭の東京会場限定のアンケートキャンペーンの賞品として入場者に当たるチャンスがあります。
今年は残念ながら、東京会場での上映は終わってしまいましたが、来年も開催されると思いますので、お忘れなきように!
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こどもの国(横浜市)のお隣の里山に僕らが借りる谷戸の田んぼがひっそりあります。
農薬も肥料も使わない自然栽培。里山から沁み出た水を使う天水田です。
3週間ほど前に台風で稲が倒れてしまわないように、4本から6本の隣り合った稲を束ねて麻ひもで縛りました。田んぼの水抜きも済ませ稲刈りに備えました。
ところが今年は気候変動の影響なのか、台風はひとつも来ませんでした。いつもこの時期は、台風の動きを心配し、田んぼを気にする毎日なのですが、今年はすっかり拍子抜けしてしまいました。台風が来なくてよかったわけですが。
『稲刈り』は一年の米づくりのなかでも田植えと並ぶメインのイベントです。気の合った仲間たちとの楽しい共同作業。忙しいメンバーたちの予定を調整したところ、今年は平日と週末の二日間で、ゆったりと流れる里山の時間を楽しみながら稲刈りをすることになりました。
平日組の稲刈りは、ハザ掛けの竹を組む作業が同時進行します。段取り良く、そして何よりも美しく。僕らの米づくりは「美しさ」にこだわるのです。竹の組み方はもちろん、紐のしばり方、稲の刈り方、稲わらで稲を縛るまとめ方、7対3のハザ掛けルールなど、美しさを生む仕事をしっかるするようにしています。
美しい米づくりは気持ちが豊かになるので、ガサツな自分にとってはとてもいい学びになります。
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SONYの電子マネー、Edyがスタートして間もない頃だったから、おそらく2000年か2001年だったと思う。1999年から始まったばかりの環境配慮型製品・サービスに関する展示会「エコプロダクツ展」に出店していたSONYブースでこの植物原料プラスチックのEdyカードを頂いた。
経年劣化。プラスチックカードの崩壊
普段は交通系電子マネーSUICAを使うので、Edyカードを使うのはせいぜい年に2回か3回くらい。自分の生活にEdyは必要ないといえる。
そんなほとんど使わないEdyカードを1年ぶりの出してみると、プラスチックカードの表面から細かな粉が‥‥。
印刷も削れて消えかかっている。
電子マネーのチップも露出し始めた。
経年劣化でせいで植物原料プラスチックが崩壊し始めたようである。
Edyカードの残金は1,074円だった。
崩壊する前に電子マネーの使ってしまおうと、Edyの使えるお店をチェック。
わが家の常備品レトルトカレーを2個買い、カフェラテを飲んで残金をすべて使った。
電子マネーのチップが露出し、プラスチックの粉が表面から出てくるEdyカードを前にして、「植物原料プラスチック」ってどうなのよ?と、モヤモヤ感がわいたので、自分のメモとして調べてみた。
植物原料プラスチック
「植物原料プラスチック」とは、植物などの再生可能な有機資源を原料として使用するプラスチック素材のことらしい。
従来の化石資源由来のプラスチック製品は燃やすと二酸化炭素を排出するが、植物が原料のプラスティックだと植物の成長過程でCO₂を吸収しているから、焼却処分されて二酸化炭素が排出されても、実質的に二酸化炭素を排出していないとみなすことができる(これをカーボンニュートラルと言う)。よって、植物原料プラスチックは二酸化炭素の差し引きで、環境負荷を抑えることになるっていうことらしい。
こういう差し引き論って、本気で環境問題に取り組んでるとは言えないんじゃないかと僕は思う。
生分解性プラスチック・・分解されて自然に戻る
そしてもう一つ。
植物原料プラスチックのなかでも使用後分解されて自然に戻るプラスチックとそうでないものがある。生態系に入ったときに微生物で分解されるプラスチックは「生分解性プラスチック」と呼ばれている。例えば、サトウキビなどから製造される植物原料プラスチックのバイオPEは生分解性が低いため「生分解性プラスチック」ではないそうである。一概に植物原料だから自然界で分解されて循環すると考えることはできないのか。
「生分解性プラスチック」は最終的には水と二酸化炭素に分解されて自然に還る。最近問題視されている海洋プラスチックのごみ問題などの解決に貢献できるかもしれない。
そんな環境に優しい「生分解性プラスチック」も従来のプラスチックと混ぜると生分解性機能が失われるので決して混ぜてはいけないとのこと。自然界で資源を循環させるためには面倒だけれどやはり『分別』が大切なんだな。
いままで深く考えず、植物原料プラスチックは「環境に良さそう」なんて思っていたけどね。目の前で朽ちかけていく植物由来のプラスチック製Edyカードを眺めながら、環境に良さそうな製品を選択する前に、できるだけ余計なものは買わず、あるものを長く使っていくことが何よりも環境に優しいとあらためて思う。
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真夏のサイクリングといえば、途中で食べる美味しいソフトクリーム。
暑さをやわらげ、一息入れて。元気も出るし、食べる楽しみもある。
去年、埼玉県志木市の羽根倉橋のたもと荒川沿い(右岸)にオープンしたソフトクリームの店「KURU(クル)」は、自転車関連の製品企画と総合卸を生業とする企業、東京サンエス(株)さんがプロデュースする、週末だけ営業するお店である。
*東京サンエス「SAN-ESU BASE 羽根倉通り」の建物の2階にソフトクリーム店KURUとショールームのUX(ユーエックス)がある
2023年7月16日はKURUのオープン1周年!
KURUがオープンしてちょうど1周年。
1年ぶりにスタッフの皆さんに会いに出かけた。
週末は37度を越える猛暑日。さすがに自転車で行くのは断念し、電車とバスを乗り継いだ。
事前にバスの時刻表をチェックしてきたはずが、志木駅から乗るバスを間違えて、結局は炎天下を2キロも歩くはめに。汗だくで辿りついた目的地、KURUではソフトクリームが待っていた。
抹茶トッピングとサクサククッキーの香ばしい風味の特製ソフトクリームで、ぐったりしていた僕の心と身体は生き返った。
自転車とソフトクリームとショールーム
KURUには駐輪場ももちろん、自転車用のラックも当然完備されている。
愛車を店内に持ち込むこともOKだ。
窓からは青空と土手を吹く風に美しくなびく緑の景色が眺められ、心が安らぐ。
お店にはソフトクリームのほか、コーヒーと特製ソーダもメニューに並ぶ。
水分補給のためのステーションとして、冷たい水がピッチャーにたっぷり用意されていて、サイクリストへの細かな心づかいが伝わってくる。
お店の奥には自転車製品のショールームが併設されている。
誰でも自由に見学ができる。スタッフから製品の説明やアドバイスも受けられる。
例えば自転車のハンドルはカタログに載るすべての種類、すべてのサイズが揃っている。実際に手にとってフィーリングを確かめたり、他の製品と比較したりもできるのでありがたい。
カタログ写真ではわからない実物の細かな造りや機能、デザインなどを確認できるので、自転車の購入を検討している人やアップデートを計画中の人にはとても参考になると思う。
詳しくはKURUとUXの下記のリンクを。
・ソフトクリーム店「クル」 → KURU
・東京サンエス「SAN-ESU BASE 羽根倉通り」シュールーム → UX
荒川サイクリングのお休み処
実は僕の荒川サイクリング体験というのは、お恥ずかしながら2年前の2021年の7月が初めて。
東京サンエス(株)の坂井社長とツカさんのお誘いで、オープン前のKURUから川越方面へ2時間ほどのんびり三人で走ったときのことである。
河川敷は延々とゴルフ場が続き、空は広く開放感があった。気持ち良く爽快な走りを楽しめたが、夏の直射日光はやはりきついものがあった。ひと休みできる木陰か休憩所があったら、夏のサイクリングの厳しさを少しは軽減できるのにと思った。
KURUが去年の夏にオープンし、荒川サイクルロード沿いに貴重なサイクリストの休憩スポットができた。
荒川サイクリストは朗報。夏の炎天下の憂鬱から少しは救われたのではないか。
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今年もバンフ映画祭(Banff Mountain Film Festival)が日本にやってきます!
「バンフマウンテンフィルムフェスティバル」(以下、バンフ映画祭)って何よ?という方にご説明を少しばかり。
バンフ映画祭は毎年11月、カナダ・アルバータ州バンフで開催される30年以上の歴史を持つ世界最高峰のアウトドア映画際です。
アドベンチャースピリット、山岳カルチャー、自然環境の素晴らしさを称えた短編のドキュメンタリー作品300本以上が世界中から応募され、そのなかから優秀作品が選ばれます。
さらにその受賞作品から厳選されたものがバンフ映画祭ワールドツアーとして世界各国で上映されるのです。
今年もまた日本にやってきます。
秋の上映に先立ち、先日、メディア&関係者向けの試写会がありました。
バンフ映画祭ワールドツアー上映予定の12作品のうち7作品を観ましたが、自転車、サーフィン、カヤック、スキー、クライミング、野生動物などをテーマに地球環境の素晴らしさや問題を考えさせられる秀作ぞろいでアウトドアの魅力を存分に楽しめるものでした。
バンフ映画祭ワールドツアー東京での上映は10月7日から9日までの3日間。
JR山手線「大崎」駅から歩いて1分の「ゲートシティ大崎」が会場です。
メイン会場のほかに小学生以下の子供さんと親が一緒に映画を楽しめる「親子ルーム」もあるので、専用モニターの前でゆったりリラックスして映画を楽しむというスタイルもおススメです。
バンフ映画祭の詳しい情報は公式ウェブサイトで確認してください。
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古くなって使わなくなった法被(はっぴ)を捨てずに有効利用したいと相談があり、段ボール一箱分のはっぴを譲り受け、アップサイクルバッグの見本を製作したのが2017年でした。
それから長いこと時間がたちましたが、この度、寄付付きアップサイクル製品としてインターネットショッピングサイト「白猫屋」より販売することになりました。
少量手づくり生産、少量1点モノ販売となりますが、はっぴがなくなるまで作り続ける予定です。
今回のハッピーアップサイクルバッグは大きさ仕様の違うものを3種類作りました。
随時、白猫屋の店頭にお出ししますので、ときどきお立ち寄りください。
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朝の自転車ライド
北海道十勝地方に広がる壮大爽快な畑の風景は朝の自転車ライド(サイクリング)に絶好である。
住宅地から10分も走れば良く成長した小麦畑が広がり、青空とのコントラストがまた美しい。
朝飯前の1時間ほどのサイクリングで、初夏の北海道の気持ち良さをじゅうぶんに満喫できる自転車生活。帯広の街はそんな気軽さがある。
北海道産100%の小麦を使って作るパンは少し高価だけれど、風味があって美味しい。
でもいい話ばかりではない。
麦畑の農薬散布
北海道の農作物は国産で新鮮で美味しいというイメージがあるけれど、その生産過程では農薬が使われている。
久しぶりに滞在する帯広の実家からいつものように朝の自転車ライドに出かけたときのこと。ほんのりと殺虫剤のような匂いがしたのでまわりを見渡してみると、大きなトラクターで小麦畑の農薬散布をしていた。
地元の人たちには見慣れた風景なようで、気にしている様子もない。農作物の生産に農薬の使用は致し方なし、自分たちの食べる作物は農薬はできるだけ使わない、というのが僕の知る北海道農家の考え方のようである。
1980年代後半にも長野で同じような経験をした。1週間ほど仕事で滞在していたところは高原レタスの産地でレタス畑が広がっていた。やっぱり地元の高原野菜は新鮮で美味しいと喜んでいただいていたのだが、早朝の農薬散布を目撃してショックをうけた。
農薬依存の農業生産の現実を目の当たりにして、大量生産大量消費の農作物経済システムを安易に僕らが受け入れていることに疑問を持たずにはいられなかった。
農作物がどのように作られているのか
「やっぱ、北海道の食べ物は美味いよね!」とはいえない。
農作物がどのように生産されているのかを実際に見て知ることは大切だし、自らの口から入る食べ物の安全性に関心を持ち、その安全性を知る努力も続けたいと思う。
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アップサイクルがご縁でお付き合いのある童里夢工房(どりーむこうぼう)さん。
この工房で企画製作するワラーチサンダルがなんとも素晴らしい。
なんと、廃棄物として捨てられる運命だった二輪車のタイヤとクライミングロープからできている100%アップサイクルな製品なのだ。
ワラーチが出来上がるまでの製作工程を見学させてもらう機会がありました。
切ったり、削ったり、穴をあけたり、研磨したりと、想像していた以上に手間のかかる様々な工程を経て、一足のワラーチサンダルが完成するのです。しかもスタッフたちのハンドメイドによる丁寧な作業に情熱を感じ、ますます感動しました。
工房の見学と説明を終えてすぐに、自分用のワラーチを注文して使い始めたのが3年前の2020年でした。
それからときどき近くの公園のウォーキングにワラーチを使います。
最初は地面がダイレクトに伝わってくるソールに慣れずに、足がすぐ疲れてしまいました。履きなれてくると、足の裏の刺激が気持ちよく感じられます。歩き方のバランスで体幹を意識できるようにもなりました。
ワラーチ体験を積み重ねていくうちに、このアップサイクルなワラーチがますます好きになってしまいました。
実際に使ってみて、環境にもカラダと精神の健康にも良い影響を与えてくれるこのワラーチを白猫屋(インターネットショッピングサイト)で販売することにしました。
童里夢工房オリジナル100%アップサイクル「ワラーチサンダル」のサイズは24cm、25cm、26cm、27cmの4種類。それぞれ鼻緒の色柄の異なる1点モノです。
ご購入は白猫屋へお越しください。
ワラーチサンダルにご興味のある方、童里夢工房のスタッフさんのブログ記事をぜひご覧ください。
HUARACHE FACTORY produced by 童里夢工房
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今年(2023年)も多摩川の水にどれくらいの放射能が残っているのかを確かめる定例調査に参加しました。
この調査は市民による市民のための環境調査団体「たまあじさいの会」により、毎年1回、2015年から継続的に実施されています。
多摩川の上流(一ノ瀬渓谷)から東京湾へ至る河口部(沖の岸)までの15地点にリネン布を設置し、リネン布に吸着した珪藻(けいそう)類の放射能を測定するものです。
僕の担当する調査地点は多摩川の中流域、東京都世田谷の砧浄水場取水口付近です。毎年にほぼ決まった場所にリネン布を3日間、72時間設置して調査します。
6月は雨による川の増水が頻繁な時期なので、3日間の天気を慎重に検討して、安全に気を使いながら、リネン布の設置日と回収日を決めなくてはなりません。川の増水が極端でない、安定した水位の測定日の3日間を設定するのがなかなか難しいのです。
底にリネン布を設置した後、僕は毎回、神に祈ります。
どうか、リネン布が流されずに76時間後の回収の日にここにこのまま残っていますように、と。
3日後の回収日を迎えました。
自転車をとばしてリネン布の設置地点へ。
川の水位は20センチほど低くなっていました。リネン布は川底にへばりつくように残っていました!
今回も無事に回収できてよかった。このときの安堵感といったら何と言い表して良いのやら。
リネン布に吸着した珪藻(けいそう)類の放射能を測定するために、回収したリネン布は、乾かしてから日ノ出町の市民放射能監視センター「ちくりん舎」へ送りました。
リネン布はちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器により放射能測定が行われて、その結果は2023年度の多摩川流域の放射能線量調査としてまとめられ、後日、たまあじさいの会より公開される予定です。
過去の測定結果はたまあじさいの会のウェブサイトで確認できます。 → こちら
そして、市民環境調査団体「たまあじさいの会」からのお知らせ。
活動や調査に参加してみたい方、見学してみたい方はお気軽に「たまあじさいの会」ウェブサイトからお問い合わせください。