2019年から世界中に広がったコロナウィルス感染。細心の注意を払いつつ生活していたものの、先々週末に発熱。検査を受けるとコロナ陽性。とうとうついに感染してしまいました。
外出時には必ずマスク着用、アルコール消毒も心がけていたのですが、その努力もむなしく、まったくの心当たりのないままどこからいただいてきたのやら。
39度を越える発熱があり、平熱まで下がりそうかと思うとまた発熱といった繰り返しが1週間続きましたが、咳と喉の痛みはなく、高熱のときの頭痛と痰の絡みがある程度でしたから、症状は軽い方だったと思います。
発症から10日ほどになります。身体のほうはまだコロナウィルスがすっかり抜けきった感じはなく、痰がまだ絡んでいます。身体を休ませすぎて筋力と体力が落ちたからスッキリしないのかとも考えましたが、かかりつけのドクターからのアドバイスで感染から1カ月から2カ月は注意深く生活するようにということなので、コロナ後遺症に気をつけつつ、再び気を引き締めることにしました。
身体に比べて頭のなかは以前よりスッキリしています。
コロナ感染の自宅療養中に昔の本を何冊か読み返しました。
そのひとつが平木さんが1985年に書いた自転車の本。日本で始めてのマウンテンバイクとBMXの入門書『ニューサイクルスポーツ入門 これがBMX&MTBだ!』って言う凄いタイトルの本です!
写真はレトロだけれど、2024年のいま読んでもBMXとマウンテンバイクの魅力の核心がダイレクトに心に響いてきます。凄いエネルギーの詰まった内容にあらためて驚きました。
本のなかの平木さんは昔のままの元気な笑顔で、久しぶりに彼と再会した僕は嬉しい気持ちになりました。
自転車に興味のある方には絶対お薦めの自転車本です。古書店で手に入れてぜひ読んでいただきたいと思います。
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多摩市(東京都)でゴミ削減などの環境保全活動を実践しいこうと結成された市民団体の『みず多摩』さん。多摩市と企業やお店と協力して、マイボトル携帯の習慣化を促し、プラスチックごみを削減するために、市内に「給水スポット」(店舗・企業、公園など)を設置することに取り組んでいます。
現在多摩市内にある26ヵ所の「給水スポット」の設置をさらに広げていくことを目指し、現在、クラウドファンディングに挑戦中です。
多摩市内にご縁のある方はぜひのぞいてみてください。
地域のゴミ問題の取り組みや日本社会の課題がわかりやすく説明されています。身近なところで出来る環境活動のヒントになるかもしれません。
話しはクラウドファンディングに戻ります。
支援の返礼品のひとつにアップサイクルバッグがあります。
多摩市で使っていた巨大な使用済みの懸垂幕(なんと長さ22メートル、幅1.9メートル)の生地から作るトートバッグなんですが、この製品製作を担当させていただいております。昨年末までに、デザインワークを完了し、いまちょうど縫製作業の真っただ中という状況です。一生懸命、作っています。
廃棄する使用済み製品の素材を利用して作るアップサイクル製品はバージン素材から製品を作るよりも、とっても手間と時間がかかり、関わる人たちも大勢になります。クラウドファンディングのリターン品にアップサイクルの製品を作ろうと決めた市民団体『みず多摩』の環境活動を陰ながら応援したいと思います。
★多摩市内で利用できる「給水スポット」です
1. 多摩市役所 (関戸)
2. 一ノ宮児童館 (一ノ宮)
3. 市立健康センター (関戸)
4. ALICIA Cafe (一ノ宮)
5. キノコヤ (関戸)
6. シナモン (東寺方)
7. ピンクララタマ (一ノ宮)
8. おむすびカフェ くさびや (関戸)
9. 無印良品京王聖蹟桜ヶ丘 (関戸)
10. 多摩市立総合体育館 (東寺方)
11. 大栗川・かるがも館 (和田)
12. 多摩生活者ネットワーク事務所 (乞田)
13. ひじり館 (聖ヶ丘)
14. 多摩市立教育センター かけはし (諏訪)
15. リバティ (諏訪)
16. ほっとセンター多摩 (永山)
17. あしたや (諏訪)
18. あしたやみどり (諏訪)
19. リンク&ショップ「はらっぱ」 (永山)
20. 福祉亭 (永山)
21. 市民活動交流センター (貝取)
22. アクアブルー多摩/多摩市立温水プール (南野)
23. 一本杉公園 (南野)
24. 多摩清掃工場 (唐木田)
25. リサイクルセンター (唐木田)
26. 有限会社もしもし (落合)
*詳しくは市民団体『みず多摩』さんのウェブサイトにてご確認ください
→ みず多摩
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田んぼに関わって7年目。
種を蒔く、世話をする、収穫して食べる楽しさ。
このサイクルはすべての物事に通じる喜びです。
今年も引き続き、よろしくお願いいたします。
新しいご縁がたくさんありますように!
2024年 正月
一月一日は今年も電車とバスを乗り継ぎ、日向薬師へ初詣に出かけました。いままでにないくらいの暖かなお正月で、穏やかな陽を浴びながら山道の参道を登り、昨年一年、家族が健康に暮らせたことに手を合わせ、今年の家内安全を祈願しました。
年々お正月らしさがなくなる街を寂しく思いながらも、いつもより静かで長閑な東京の一月一日はとてもリラックスできます。
初詣から帰ってひと息ついていた夕方4時10分、組んでいた足に動脈が波打つようなゆっくりとした規則正しい波動を感じたあと、ゆっくりと身体が揺れ始めました。
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自分が製作に関わった製品に偶然出会うというサプライズな出来事があった。
製品というのは、使用済みバナー(屋外フラッグ)をアップサイクルしたプレミアムバッグで、翌年のイベント(映画祭)のアンケートプレゼントの賞品として製作された非売品である。
この偶然の遭遇に驚き興奮し目を疑った。
そして思わず声をかけた。
「このバッグに製作に関わったものですけど、ご迷惑でなければ写真を1枚撮らせていただけないでしょうか。」
バンフ映画祭(バンフ・マウンテンフィルム・フェスティバル)ワールドツアー東京会場でのことである。
バッグの持ち主の男性は快く承諾してくれた。
通行人の邪魔にならぬよう、控え目な感じで写真を1枚だけ撮らせてもらった。
とても長いこと愛用していただきありがとうございます!と伝えた。
こういう再会は本当に嬉しい。
アップサイクリスト冥利に尽きるのである。
思いがけないことに興奮してしまって、肝心なことをバッグ所有者の方に伝えるのを忘れてしまった。
「もしバッグをお預かりできるのでしたら、取手の綿テープを新しいものに交換させていただけますか。」
またどこかで偶然お会いできる幸運はないだろうか。もしこの記事に目をとめていただく機会があれば、ご連絡をいただきたいと思う。
取手テープの交換を喜んで承りたい。
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パンクのたびに、チューブに空いた穴に補修パッチを張って、修理して使っていたロード自転車のタイヤチューブ。とうとうバルブの根元が裂けてしまって修復困難、ご臨終とあいなりました。
捨てずにアップサイクル
さて、使えなくなったタイヤチューブを廃棄するか、再利用するか?
もちろん迷わず、使えなくなったタイヤチューブはアップサイクル(リサイクル)。
簡単にできるアップサイクルはタイヤチューブで「輪ゴム」を作ることです。
チューブを輪切りにするだけ。
アップサイクル輪ゴムを使う
そこで、大量にできたタイヤチューブ製の輪ゴムの使い道が問題となります。
ロードバイクのタイヤチューブは外周5.5センチ。ちょっと細めの輪ゴムです。
僕はパンク修理で車輪からタイヤをはずすときに使う「タイヤレバー」をまとめるのに使いました。
3枚のタイヤレバーをスマートにまとめられたので使い勝手は良好です。
でも、使った輪ゴムはたった2本だけ。
廃タイヤチューブ輪ゴムの多様な使い方を求む!
1本のタイヤチューブからは大量の輪ゴムが生まれます。さて他にこの輪ゴムを何に使ったら良いでしょうか。
皆さん、自転車の廃チューブのリサイクル輪ゴムの便利な使い道があればぜひ教えてください。
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近眼に加えて老眼も忍び寄る今日この頃。
年に一度の健康診断で目の健康状態をチェック。年齢とともに視力が衰え、老眼も入ってくるのは避けられない。とりあえずいま使っている眼鏡の度数は変える必要はないようだが、プラスチック製レンズのコーティングの剥がれが酷くなってきたので交換することにした。
眼鏡のフレームさえしっかりしていればレンズを交換するだけで長年使うことができるのでありがたい。「一生モノ」という言葉があるが、一生モノで使える眼鏡も多い。
今回、レンズ交換した眼鏡は OAKLEY オークリー社のサングラスを度付きレンズに入れ替えて使っている1本。2000年代初頭に買ったもので2度目のレンズ交換になる。
球面の角度が大きい8カーブの度付きレンズは加工が難しいので、僕はいつもスポーツ系眼鏡の取り扱いと加工に絶大な経験と実績のあるメガネナカジマの中島氏にお願いしている。世田谷区のお隣、多摩川を渡った中野島(川崎市多摩区)にあるお店までは自転車で30分である。
眼科の先生から処方してもらった最新の検眼データで新しいレンズを作った。フレームは OAKLEY A Wire Brushed Thick という15年ほど前のモデル。交換を終えて戻ってきた眼鏡はプラスチックレンズに傷ひとつなく、視界もクリアになった。
古い眼鏡もレンズ交換で新品のように生まれ変わる。
気に入った眼鏡を長く使うこともできる。
使い捨てない生活を心がけたいものである。
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昨年(2022年)のバンフ映画祭(バンフ・マウンテンフォルム・フェスティバル・ワールドツアー)の東京会場で飾られていた使用済みバナー(屋外フラッグ)をリサイクルして作ったアップサイクルバッグが完成しました。
バッグは毎年、改良されます。より使いやすく、より耐久性の持たせるように、ゲートシティ大崎の環境チームと製作を担当する福祉作業所「なないろ」さんと我々で、アイディア会議と試行錯誤が繰り返されます。
今年の改良点は二種類あるバッグのレギュラーサイズ(大きい方のバッグ)の取っ手の追加です。従来の肩に掛けられる長さの取っ手に短い取っ手を加えることで、荷物の重さや嵩(かさ)を気にせずに自由な持ち運びができるようになりました。使ってみるとなかなか便利です。
バッグに使う使用済みフラッグは長さ1メートル20センチ、幅40センチの2枚仕立ての生地です。60枚の使用済みフラッグから、生地を無駄にしないように(捨てる生地を最小限に抑え)、バッグのデザインと大きさを調整し、パターンを切り出すと、今年はレギュラーサイズ60点、スモールサイズ30点、計90点のアップサイクルバッグを作ることができました。
このアップサイクルバッグは、毎年、バンフ映画祭の東京会場限定のアンケートキャンペーンの賞品として入場者に当たるチャンスがあります。
今年は残念ながら、東京会場での上映は終わってしまいましたが、来年も開催されると思いますので、お忘れなきように!
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こどもの国(横浜市)のお隣の里山に僕らが借りる谷戸の田んぼがひっそりあります。
農薬も肥料も使わない自然栽培。里山から沁み出た水を使う天水田です。
3週間ほど前に台風で稲が倒れてしまわないように、4本から6本の隣り合った稲を束ねて麻ひもで縛りました。田んぼの水抜きも済ませ稲刈りに備えました。
ところが今年は気候変動の影響なのか、台風はひとつも来ませんでした。いつもこの時期は、台風の動きを心配し、田んぼを気にする毎日なのですが、今年はすっかり拍子抜けしてしまいました。台風が来なくてよかったわけですが。
『稲刈り』は一年の米づくりのなかでも田植えと並ぶメインのイベントです。気の合った仲間たちとの楽しい共同作業。忙しいメンバーたちの予定を調整したところ、今年は平日と週末の二日間で、ゆったりと流れる里山の時間を楽しみながら稲刈りをすることになりました。
平日組の稲刈りは、ハザ掛けの竹を組む作業が同時進行します。段取り良く、そして何よりも美しく。僕らの米づくりは「美しさ」にこだわるのです。竹の組み方はもちろん、紐のしばり方、稲の刈り方、稲わらで稲を縛るまとめ方、7対3のハザ掛けルールなど、美しさを生む仕事をしっかるするようにしています。
美しい米づくりは気持ちが豊かになるので、ガサツな自分にとってはとてもいい学びになります。
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SONYの電子マネー、Edyがスタートして間もない頃だったから、おそらく2000年か2001年だったと思う。1999年から始まったばかりの環境配慮型製品・サービスに関する展示会「エコプロダクツ展」に出店していたSONYブースでこの植物原料プラスチックのEdyカードを頂いた。
経年劣化。プラスチックカードの崩壊
普段は交通系電子マネーSUICAを使うので、Edyカードを使うのはせいぜい年に2回か3回くらい。自分の生活にEdyは必要ないといえる。
そんなほとんど使わないEdyカードを1年ぶりの出してみると、プラスチックカードの表面から細かな粉が‥‥。
印刷も削れて消えかかっている。
電子マネーのチップも露出し始めた。
経年劣化でせいで植物原料プラスチックが崩壊し始めたようである。
Edyカードの残金は1,074円だった。
崩壊する前に電子マネーの使ってしまおうと、Edyの使えるお店をチェック。
わが家の常備品レトルトカレーを2個買い、カフェラテを飲んで残金をすべて使った。
電子マネーのチップが露出し、プラスチックの粉が表面から出てくるEdyカードを前にして、「植物原料プラスチック」ってどうなのよ?と、モヤモヤ感がわいたので、自分のメモとして調べてみた。
植物原料プラスチック
「植物原料プラスチック」とは、植物などの再生可能な有機資源を原料として使用するプラスチック素材のことらしい。
従来の化石資源由来のプラスチック製品は燃やすと二酸化炭素を排出するが、植物が原料のプラスティックだと植物の成長過程でCO₂を吸収しているから、焼却処分されて二酸化炭素が排出されても、実質的に二酸化炭素を排出していないとみなすことができる(これをカーボンニュートラルと言う)。よって、植物原料プラスチックは二酸化炭素の差し引きで、環境負荷を抑えることになるっていうことらしい。
こういう差し引き論って、本気で環境問題に取り組んでるとは言えないんじゃないかと僕は思う。
生分解性プラスチック・・分解されて自然に戻る
そしてもう一つ。
植物原料プラスチックのなかでも使用後分解されて自然に戻るプラスチックとそうでないものがある。生態系に入ったときに微生物で分解されるプラスチックは「生分解性プラスチック」と呼ばれている。例えば、サトウキビなどから製造される植物原料プラスチックのバイオPEは生分解性が低いため「生分解性プラスチック」ではないそうである。一概に植物原料だから自然界で分解されて循環すると考えることはできないのか。
「生分解性プラスチック」は最終的には水と二酸化炭素に分解されて自然に還る。最近問題視されている海洋プラスチックのごみ問題などの解決に貢献できるかもしれない。
そんな環境に優しい「生分解性プラスチック」も従来のプラスチックと混ぜると生分解性機能が失われるので決して混ぜてはいけないとのこと。自然界で資源を循環させるためには面倒だけれどやはり『分別』が大切なんだな。
いままで深く考えず、植物原料プラスチックは「環境に良さそう」なんて思っていたけどね。目の前で朽ちかけていく植物由来のプラスチック製Edyカードを眺めながら、環境に良さそうな製品を選択する前に、できるだけ余計なものは買わず、あるものを長く使っていくことが何よりも環境に優しいとあらためて思う。
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真夏のサイクリングといえば、途中で食べる美味しいソフトクリーム。
暑さをやわらげ、一息入れて。元気も出るし、食べる楽しみもある。
去年、埼玉県志木市の羽根倉橋のたもと荒川沿い(右岸)にオープンしたソフトクリームの店「KURU(クル)」は、自転車関連の製品企画と総合卸を生業とする企業、東京サンエス(株)さんがプロデュースする、週末だけ営業するお店である。
*東京サンエス「SAN-ESU BASE 羽根倉通り」の建物の2階にソフトクリーム店KURUとショールームのUX(ユーエックス)がある
2023年7月16日はKURUのオープン1周年!
KURUがオープンしてちょうど1周年。
1年ぶりにスタッフの皆さんに会いに出かけた。
週末は37度を越える猛暑日。さすがに自転車で行くのは断念し、電車とバスを乗り継いだ。
事前にバスの時刻表をチェックしてきたはずが、志木駅から乗るバスを間違えて、結局は炎天下を2キロも歩くはめに。汗だくで辿りついた目的地、KURUではソフトクリームが待っていた。
抹茶トッピングとサクサククッキーの香ばしい風味の特製ソフトクリームで、ぐったりしていた僕の心と身体は生き返った。
自転車とソフトクリームとショールーム
KURUには駐輪場ももちろん、自転車用のラックも当然完備されている。
愛車を店内に持ち込むこともOKだ。
窓からは青空と土手を吹く風に美しくなびく緑の景色が眺められ、心が安らぐ。
お店にはソフトクリームのほか、コーヒーと特製ソーダもメニューに並ぶ。
水分補給のためのステーションとして、冷たい水がピッチャーにたっぷり用意されていて、サイクリストへの細かな心づかいが伝わってくる。
お店の奥には自転車製品のショールームが併設されている。
誰でも自由に見学ができる。スタッフから製品の説明やアドバイスも受けられる。
例えば自転車のハンドルはカタログに載るすべての種類、すべてのサイズが揃っている。実際に手にとってフィーリングを確かめたり、他の製品と比較したりもできるのでありがたい。
カタログ写真ではわからない実物の細かな造りや機能、デザインなどを確認できるので、自転車の購入を検討している人やアップデートを計画中の人にはとても参考になると思う。
詳しくはKURUとUXの下記のリンクを。
・ソフトクリーム店「クル」 → KURU
・東京サンエス「SAN-ESU BASE 羽根倉通り」シュールーム → UX
荒川サイクリングのお休み処
実は僕の荒川サイクリング体験というのは、お恥ずかしながら2年前の2021年の7月が初めて。
東京サンエス(株)の坂井社長とツカさんのお誘いで、オープン前のKURUから川越方面へ2時間ほどのんびり三人で走ったときのことである。
河川敷は延々とゴルフ場が続き、空は広く開放感があった。気持ち良く爽快な走りを楽しめたが、夏の直射日光はやはりきついものがあった。ひと休みできる木陰か休憩所があったら、夏のサイクリングの厳しさを少しは軽減できるのにと思った。
KURUが去年の夏にオープンし、荒川サイクルロード沿いに貴重なサイクリストの休憩スポットができた。
荒川サイクリストは朗報。夏の炎天下の憂鬱から少しは救われたのではないか。
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今年もバンフ映画祭(Banff Mountain Film Festival)が日本にやってきます!
「バンフマウンテンフィルムフェスティバル」(以下、バンフ映画祭)って何よ?という方にご説明を少しばかり。
バンフ映画祭は毎年11月、カナダ・アルバータ州バンフで開催される30年以上の歴史を持つ世界最高峰のアウトドア映画際です。
アドベンチャースピリット、山岳カルチャー、自然環境の素晴らしさを称えた短編のドキュメンタリー作品300本以上が世界中から応募され、そのなかから優秀作品が選ばれます。
さらにその受賞作品から厳選されたものがバンフ映画祭ワールドツアーとして世界各国で上映されるのです。
今年もまた日本にやってきます。
秋の上映に先立ち、先日、メディア&関係者向けの試写会がありました。
バンフ映画祭ワールドツアー上映予定の12作品のうち7作品を観ましたが、自転車、サーフィン、カヤック、スキー、クライミング、野生動物などをテーマに地球環境の素晴らしさや問題を考えさせられる秀作ぞろいでアウトドアの魅力を存分に楽しめるものでした。
バンフ映画祭ワールドツアー東京での上映は10月7日から9日までの3日間。
JR山手線「大崎」駅から歩いて1分の「ゲートシティ大崎」が会場です。
メイン会場のほかに小学生以下の子供さんと親が一緒に映画を楽しめる「親子ルーム」もあるので、専用モニターの前でゆったりリラックスして映画を楽しむというスタイルもおススメです。
バンフ映画祭の詳しい情報は公式ウェブサイトで確認してください。
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古くなって使わなくなった法被(はっぴ)を捨てずに有効利用したいと相談があり、段ボール一箱分のはっぴを譲り受け、アップサイクルバッグの見本を製作したのが2017年でした。
それから長いこと時間がたちましたが、この度、寄付付きアップサイクル製品としてインターネットショッピングサイト「白猫屋」より販売することになりました。
少量手づくり生産、少量1点モノ販売となりますが、はっぴがなくなるまで作り続ける予定です。
今回のハッピーアップサイクルバッグは大きさ仕様の違うものを3種類作りました。
随時、白猫屋の店頭にお出ししますので、ときどきお立ち寄りください。
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JUGEMテーマ:地域/ローカル
朝の自転車ライド
北海道十勝地方に広がる壮大爽快な畑の風景は朝の自転車ライド(サイクリング)に絶好である。
住宅地から10分も走れば良く成長した小麦畑が広がり、青空とのコントラストがまた美しい。
朝飯前の1時間ほどのサイクリングで、初夏の北海道の気持ち良さをじゅうぶんに満喫できる自転車生活。帯広の街はそんな気軽さがある。
北海道産100%の小麦を使って作るパンは少し高価だけれど、風味があって美味しい。
でもいい話ばかりではない。
麦畑の農薬散布
北海道の農作物は国産で新鮮で美味しいというイメージがあるけれど、その生産過程では農薬が使われている。
久しぶりに滞在する帯広の実家からいつものように朝の自転車ライドに出かけたときのこと。ほんのりと殺虫剤のような匂いがしたのでまわりを見渡してみると、大きなトラクターで小麦畑の農薬散布をしていた。
地元の人たちには見慣れた風景なようで、気にしている様子もない。農作物の生産に農薬の使用は致し方なし、自分たちの食べる作物は農薬はできるだけ使わない、というのが僕の知る北海道農家の考え方のようである。
1980年代後半にも長野で同じような経験をした。1週間ほど仕事で滞在していたところは高原レタスの産地でレタス畑が広がっていた。やっぱり地元の高原野菜は新鮮で美味しいと喜んでいただいていたのだが、早朝の農薬散布を目撃してショックをうけた。
農薬依存の農業生産の現実を目の当たりにして、大量生産大量消費の農作物経済システムを安易に僕らが受け入れていることに疑問を持たずにはいられなかった。
農作物がどのように作られているのか
「やっぱ、北海道の食べ物は美味いよね!」とはいえない。
農作物がどのように生産されているのかを実際に見て知ることは大切だし、自らの口から入る食べ物の安全性に関心を持ち、その安全性を知る努力も続けたいと思う。
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アップサイクルがご縁でお付き合いのある童里夢工房(どりーむこうぼう)さん。
この工房で企画製作するワラーチサンダルがなんとも素晴らしい。
なんと、廃棄物として捨てられる運命だった二輪車のタイヤとクライミングロープからできている100%アップサイクルな製品なのだ。
ワラーチが出来上がるまでの製作工程を見学させてもらう機会がありました。
切ったり、削ったり、穴をあけたり、研磨したりと、想像していた以上に手間のかかる様々な工程を経て、一足のワラーチサンダルが完成するのです。しかもスタッフたちのハンドメイドによる丁寧な作業に情熱を感じ、ますます感動しました。
工房の見学と説明を終えてすぐに、自分用のワラーチを注文して使い始めたのが3年前の2020年でした。
それからときどき近くの公園のウォーキングにワラーチを使います。
最初は地面がダイレクトに伝わってくるソールに慣れずに、足がすぐ疲れてしまいました。履きなれてくると、足の裏の刺激が気持ちよく感じられます。歩き方のバランスで体幹を意識できるようにもなりました。
ワラーチ体験を積み重ねていくうちに、このアップサイクルなワラーチがますます好きになってしまいました。
実際に使ってみて、環境にもカラダと精神の健康にも良い影響を与えてくれるこのワラーチを白猫屋(インターネットショッピングサイト)で販売することにしました。
童里夢工房オリジナル100%アップサイクル「ワラーチサンダル」のサイズは24cm、25cm、26cm、27cmの4種類。それぞれ鼻緒の色柄の異なる1点モノです。
ご購入は白猫屋へお越しください。
ワラーチサンダルにご興味のある方、童里夢工房のスタッフさんのブログ記事をぜひご覧ください。
HUARACHE FACTORY produced by 童里夢工房
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JUGEMテーマ:地域/ローカル
今年(2023年)も多摩川の水にどれくらいの放射能が残っているのかを確かめる定例調査に参加しました。
この調査は市民による市民のための環境調査団体「たまあじさいの会」により、毎年1回、2015年から継続的に実施されています。
多摩川の上流(一ノ瀬渓谷)から東京湾へ至る河口部(沖の岸)までの15地点にリネン布を設置し、リネン布に吸着した珪藻(けいそう)類の放射能を測定するものです。
僕の担当する調査地点は多摩川の中流域、東京都世田谷の砧浄水場取水口付近です。毎年にほぼ決まった場所にリネン布を3日間、72時間設置して調査します。
6月は雨による川の増水が頻繁な時期なので、3日間の天気を慎重に検討して、安全に気を使いながら、リネン布の設置日と回収日を決めなくてはなりません。川の増水が極端でない、安定した水位の測定日の3日間を設定するのがなかなか難しいのです。
底にリネン布を設置した後、僕は毎回、神に祈ります。
どうか、リネン布が流されずに76時間後の回収の日にここにこのまま残っていますように、と。
3日後の回収日を迎えました。
自転車をとばしてリネン布の設置地点へ。
川の水位は20センチほど低くなっていました。リネン布は川底にへばりつくように残っていました!
今回も無事に回収できてよかった。このときの安堵感といったら何と言い表して良いのやら。
リネン布に吸着した珪藻(けいそう)類の放射能を測定するために、回収したリネン布は、乾かしてから日ノ出町の市民放射能監視センター「ちくりん舎」へ送りました。
リネン布はちくりん舎のゲルマニウム半導体検出器により放射能測定が行われて、その結果は2023年度の多摩川流域の放射能線量調査としてまとめられ、後日、たまあじさいの会より公開される予定です。
過去の測定結果はたまあじさいの会のウェブサイトで確認できます。 → こちら
そして、市民環境調査団体「たまあじさいの会」からのお知らせ。
活動や調査に参加してみたい方、見学してみたい方はお気軽に「たまあじさいの会」ウェブサイトからお問い合わせください。
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白猫屋オリジナルの新製品のリリースがしばらくありませんでしたが、この度、「ポケッタブルシリーズ」というテーマで新企画の製品を製作しました。
小さくたためて、持ち運びが苦にならず、空気のように軽いが、頑丈でシンプルで使いやすい。そんな製品をいつも考えています。サイクルジャージの背中のポケットに入れられるだけの荷物で出かけるのが理想の自転車生活というのがあるからだと思います。
ポケッタブルシリーズのひとつがこのワックスドコットン素材のシンプルな小物入れポーチ。
100%コットンの11号キャンバス(帆布)素材にパラフィン加工を施し、撥水性を高めたヘビーデューティな生地、ワックスドコットンキャンバスを使っています。
無地ではちょっと寂しいので数字をステンシルしました。アメリカ製のステンシルナンバープレートを使っています。
数字だけじゃまだ寂しいので、縁起のいい文様と言われている「麻の葉」をステンシルで入れることにしました。
デザインから型紙の製作まで試行錯誤の末、自作することができてホッとしています。
新作の麻の葉ワックスドコットンポーチは2サイズあります。
SサイズとLサイズ。
Sサイズのほうは、スマートフォンのiPhone MINIが入る大きさ。実は先日、携帯電話をガラケーからスマートフォンに替えまして、まずはそれを入れるケースが欲しかったという単純な理由からこの大きさにしました。
そして、Lサイズ。これにはiPhone 14が入る大きさです。
Sサイズのポーチに、夜間の自転車走行のときに使っている優秀なライト、英国Beryl社のLaserlight coreを入れてみるとジャストサイズでした。使わないときの保管用に便利です。
メモ魔の僕は普段から小さな手帳と筆記用具を持ち歩いています。13センチ×8センチの手帳と万年筆かボールペンをスマートかつコンパクトに収納できるので、持ち運びが軽快です。
たくさんは入れられませんが、用途を絞ってシンプルに使いたい方にはぴったりかと思います。
荷物をあまりもたないミニマリストのためのポーチとしていかがでしょうか。
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リップストップナイロンと言えば、かぎ裂きに強い丈夫で軽量な素材。アウトドアギアによく使われているので馴染みの人も多いのではないでしょうか。
白猫屋ではそんなリップストップ素材を自転車の輪行バックの軽量ヘビーデューティーな生地としてチョイスしていました。
輪行バッグは自転車を入れて持ち運ぶ際には丈夫でなければなりません。自転車を取り出して持ち運ぶ際には邪魔にならなずにできる限りコンパクトに収納できて軽量でなくてはなりません。両方のリクエストに答えられる生地のひとつがリップストップナイロンでした。
このリップストップ素材の長所を生かし、白猫屋ではコンパクトで丈夫な製品「ポケッタブルシリーズ」をデザインし、製作しました。
第1弾はサコッシュ。
リップストップ生地を表地と裏地に使い、リフレクト反射リボンをトリムに縫いつけました。暗い場所や夜間の外出時にリフレクター効果を発揮して、自分のが存在を他人に気づかせてくれます。
サコッシュは自転車愛溢れるハンドメイドによる1点モノの製品です。
2重構造になっているので、コンパクトながら持ち運びにしっかりした安定感があります。
詳細は白猫屋インターネットショッピングでチェックを!
(2023.6.5) アップして早々すみません。ご紹介したリップストップナイロンのサコッシュは、本日お買い上げいただきまして、在庫がなくなってしまいました。「品物が売り切れたらごめんなさい」の1点モノ生産製品ですのでごめんなさい。また同じような用途のサコッシュを企画製作するかもしれません。その際はよろしくお願いしたします。
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何でも積める、運べる。これがカーゴバイク(自転車)のいいところである。
荷物がたくさん積めるとなると、なぜか何でも積んでみたくなるのは自分だけでしょうか。XTRACYCLE社製フリーラディカルキットを手持ちのマウンテンバイクに取り付け、カーゴバイクに改造してからというもの、何でも積んでみたい病にいまだ感染し続けている困った(?)状況である。
今週も自転車運搬の積み荷があった。
使用済みの横断幕から作ったアップサイクルバッグが、製作をお願いしていた福祉作業所さんから届いた。アップサイクルバッグはエコバッグとサコッシュの二種類。
仕上がりの良さに感心しつつ検品を済ませ、横浜の依頼主さんに送る段取りをした。
高騰する送料を少しでも倹約しようと、時間があるときはクロネコさんの営業所まで荷物を持って行くことにしている。
ここで、荷物を積める自転車の登場である。
今回の荷物は110サイズぎりぎりの大きさ。
荷物は自転車の荷台の振り分けバッグの左側にすっぽり収まった。
ちまたではSDG'sや循環型社会へのシフトが盛んに叫ばれているが、まずは自分の身のまわりのできることをコツコツと続けることである。
楽しみながら、お金と資源の節約にもなり、環境負荷の軽減にも多少の貢献できそうな自転車生活の広がりを期待したいものである。
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最近は”アップサイクル”という言葉を耳にする機会が多くなり、リサイクルへの関心がじんわりと広がってきたように感じる。ブームに終わらず社会に定着してくれることを願う。
そんな世の中の流れを注意深く観察していたところ、5年ほど前にアップサイクルの仕事を依頼してくださった方から連絡があった。使わなくなった横断幕をアップサイクルしたいので相談にのってほしいというものだった。
過去のアップサイクルの仕事を覚えていてくれていたんだなぁと、嬉しかった。
企業がアップサイクルやリサイクルに取り組む場合、なかなか難しいものがある。例えば、使い終わったフラッグ(バナー)や横断幕。製作を依頼した業者さんにお願いすれば、処分(産業廃棄物として捨ててもらえる)してもらえるのだから、わざわざお金と時間をかけて何か付加価値のある製品へ生まれ変わらせる必要性があるのかという考えもある。余計な仕事が増えてしまうではないか。手間もかかるし無駄だというのである。
アップサイクルに取り組むか取り組まないかの判断は企業ポリシーに左右される。
何のためにアップサイクルをするのか。費用対効果をどう考えるか。実現までにはいろいろ課題もある。簡単にはいかない場合も多い。
写真は今回再びお声がけいただいた旭広告社のFNKSさんと2017年に取り組んだ「よこはまフェア」の使用済みバナーのアップサイクル。捨てるところが極力少ないように試行錯誤をかさね、大小サイズのさまざまなトートバッグを製作した。
アップサイクルの仕事はやりがいもあり、毎回新しい発見がある。
2023年のアップサイクルも廃棄物から面白いものが生まれるそうで楽しみである。
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仕事で外出するときはできるだけ自転車を使って移動することにしている。
二酸化炭素の排出云々という環境面の配慮もなくはないんだけれど、自転車の移動は楽しいのである。
何が楽しいかって、カラダを動かすのは楽しいし気持ちが良い。自転車の走る速度は周りに見える緑や自然を眺めるのにはちょうどいい。面白そうなお店や食べ物屋さん、気持ちのいい公園や休憩場所など、新しい発見も多い。時間が許される限り、道草もできる。
久しぶりに多摩川のサイクリングロードを走った。
打ち合わせ先の府中の童里夢工房さんまで片道12?。移動ルートはサイクリングロードが使えたのでありがたい。
午前中のサイクリングロードの人通りはそれほど多くない。
散歩の人、ジョギングの人がちらほら。犬の散歩の時間帯からは外れているらしい。
ロードバイク(自転車)の人とはときどきすれちがった。
ヘルメットにサングラス、引き締まった身体つきのサイクリストが前から近づき、後ろへ去っていく。すれ違い際に相手の顔をちらっと見る。皆さん、顔には深いシワが刻まれているが、とてもその年齢からは想像もつかないほどの現役感!
若者とかわらない大先輩たちの軽快な走り(ペダリング)に驚いてしまう。
でもまぁ、この時間帯(平日午前中)にロードバイクを颯爽に走らせることのできる人たちといったら?と、考えてみると、平日サイクリストの顔ぶれに納得せざるを得ないのである。
そんなことを思いつつ、自転車往復24?、午前中にアップサイクルの打ち合わせを終えて帰ってきた。
頭も身体も自転車のおかげで快調。
自転車、ありがとう!
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1990年代につくられたマウンテンバイク(自転車)用のビンディング対応シューズ。
今も現役で愛用していることに驚かないでください。
新しくシューズを購入しても、酷使しすぎてしまうのか、はたまたシューズ寿命が短いのか、数年でなぜかことごとく壊れてしまいます。
残っているシューズがこれだけ。
傷だらけではありますが、頑丈で壊れません。
さすがにシューレースはくたびれてきたので、新しいものに交換することにしました。
交換前はこんな感じです。
新しいシューレースは弊社オリジナルの白猫屋製『ラバー(ゴム)製リフレクト反射シューレース』です。ゴム製なので靴の脱ぐはぎが楽です。リフレクター機能のある反射材テープを織り込んであるので夜間や暗い道路ではライトや街灯にくつひもが反射します。
ラバー(ゴム)製のリフレクト反射シューレースのお求めはこちら。
▼インターネットショッピングサイト 白猫屋
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統一地方選挙が始まり、ここ東京都世田谷でも2023年4月23日に向けて各候補者の選挙活動が活発になってきました。
廃棄される立候補者の『のぼり旗』
選挙になると気になるのが候補者の「のぼり旗」。
選挙が終わり、役目が済んだ「のぼり旗」はゴミとして廃棄されます。これが選挙のたびに繰り返される現実があります。
地球環境の悪化を少しでも食い止めようと、あらゆる分野で地球規模の循環型社会を目指す行動指針、SDG’sが叫ばれていますが、行政や政治関わるリーダーたちは本気で取り組もうと行動しているのでしょうか。
『のぼり旗』のアップサイクルバッグをボランティアスタッフへ
「選挙とアップサイクル」の話しになりますが、8年前の地方選挙でのことです。知り合いが立候補した地方選挙戦を手伝ったときに、製作したチラシやのぼり旗といった選挙関連の印刷物や製作物が、選挙が終わるとゴミになり、廃棄処分されることを知りました。
知り合いは検討むなしく残念ながら世田谷区議選挙を落選してしまいましたが、環境意識が高く、税金の無駄遣いを嫌う彼と相談して、選挙の「のぼり旗」をアップサイクルすることにしました。
のぼり旗から作ったショッピングバッグは選挙活動を手伝ってくれボランティアスタッフに渡りました。ボランティアと一緒に戦ったのぼり旗のバッグをプレゼントされて、喜ばないボランティアスタッフはいませんでした。普段使いでは恥ずかしくて使えないだろうと想像する、候補者の顔が入ったデザインのバッグはなぜあんなに人気があったのでしょうか。
選挙に関わる税金と資源の無駄を考えよう
選挙がある度に、資源とお金の無駄使いが改善されず繰り返されているように感じます。
選挙には僕らが収めた税金が使われているのにもかかわらず、その収支報告とやらを知るとあまりにいい加減で驚かされます。選挙活動にボランティアで関り、少しでも関心があればそのことがよくわかります。多くの候補者、政治家の皆さんはそれを知りつつも改善できない(もしくはする気がない)ことに愕然とします。
選挙の現場に税金を使っているという意識とアップサイクルの効用をもっと持ってまらえたら、いまの選挙システムの無駄がもう少し改善されるかもしれません。
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携帯電話をガラケーからスマートフォンに替えました。
僕の場合、電話通話はガラケー、データ通信は格安SIM(音声通話なし・データ通信のみ)をiPhoneで使っていたので、アプリの引き継ぎとデータの移行にちょっと戸惑う場面が多く、思いのほか時間がかかりました。まぁ、それは自分の勉強不足と無知による準備不足が原因で、がっつり反省させられました。
おかげでアプリとスマートフォンのことを学ぶことができて知識が少し増えました。
データ消失の危機もなんとか乗り越え、いまは問題なくスマートフォン電話の生活をおくることができています。
そして、使い始めた新しいiPhoneのデバイスケースを新調しました。
ケースは自分の食べたフラ印のポテトチップスの空袋(捨てずに保管していたもの)をアップサイクルして作りました。サイズとデザインはiPhoneの大きさから算出して型紙を自分で製作。裁断ロスが最小限(捨てるところが最も少ない)だった「ハワイアンサワークリーム味」の黄緑色の空袋を選び、白猫屋で作ってもらいました。
ポテトチップスの空袋をアップサイクルしたデバイスケースはカッコ良く仕上がってきました。外出時のスマートフォンの持ち運びにとても重宝しています。
かなりちっぽけなことなのですが、また一枚、ポテトチップスの空袋を救いました。
ゴミが減らせて、ゴミから製品が創りだせて、それを毎日使うことができる。
まさにアップサイクルの楽しさと喜びがここにあります。
フラ印のポテトチップス空袋のアップサイクル関連記事はこちら。
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革靴の手入れは年に一度か二度。オールレザーのシューズなら、なんでもこのレザー・コンディショナー(クリーム)でメンテナンスを済ましている。
この靴クリームがなくなってしまった。
缶を開けてから10年ほど使っていたので、ずいぶん長いこと使っていたことになる。
同じ靴クリームを買おうと探したら、レッドウィング社の製品に「オールナチュラル・レザー・コンディショナー」というお同じようなものがあった。缶のデザインの書体などは変わっていたが雰囲気は同じ。新しいものはクリームの色が濃い飴色からクリーム色に変わっていた。クリームの成分も天然のミンクオイル、蜜ろう、松脂と天然の原材料になっていた。
そして、価格は1,760円。前回買った価格の2倍ほどになっていた。
物価高の影響も多少あるだろうが、天然のものからつくられているからこの価格は致し方ないのだろう。
新しいクリームを使ってみると良い塩梅である。革靴にほどよく油分が沁み込み、表面は潤うが蘇る。控えめな光沢がなかなか良い。
いままでまったく考えもしなかったんだけど、靴クリームを作ってみたくなった。天然の原材料が手に入れば自分でも作れるんじゃないかと思った。
作り方を調べた。
意外と簡単につくれそうだ。
今年の夏休みに靴クリームをつくってみよう。
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2023年4月1日から「自転車に乗る人すべてにヘルメット着用を」という、努力義務が求められる『改正道路交通法』が施行される。
努力義務化か。お役所的な何とも曖昧で中途半端な表現がすっきりしない。
でもまあ、交通安全対策は人に頼るものではないからね。
写真は在日米軍施設、キャンプザマの駐輪場に掲示してあった交通安全の啓もうはり紙。ヘルメット着用の安全性の効果とともに「自分の身は自分自身で守りましょう」というメーッセージである。
ここが肝心なのだ。
ヘルメットを被って自転車に乗っていれば、万が一の事故があっても頭部の深刻なケガや脳の障がいのリスクが85%軽減されるというデータもしっかり記載されている。
これを読んで僕は、自転車に乗るときは必ずヘルメットを被ろうと気を引き締めた。2007年のことである。
自分の身を自分自身で守るためにまず簡単にできることは、ヘルメットの着用である。
キャンプザマのこの「はり紙」のとてもわかりやすかった。
警視庁からも自転車用ヘルメット着用のお達しが発せられている。
2018年から2022年までの『東京都内における自転車乗用中死者の損傷部位の割合』のデータから、自転車事故で死亡した人の約7割が頭部に致命傷を負っている。ヘルメットを被っていない場合の致死率は、被っている場合と比べると約2.3倍も高い。
自転車用ヘルメットを被らなかったから、罰金をとられることはないようだが、やはり自分の身を自分自身で守るために、普段からヘルメットを被ることを心がけたい。
詳しく記載は警視庁のウェブサイトをご確認を。
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桜の花見といえば青い空。咲き誇るピンク色の桜。
春の陽気に誘われて気持ちも軽くなる。
満開の桜の木の下、芝生に寝転んで仲間と花見酒を一杯といきたいところだが、
週末は生憎の雨。
晴れていたら、お花見客でごった返す桜満開時期の砧公園。
いつもの年なら、混雑するこの時期にわざわざ足を踏み入れはしないのだが、雨で人も少ないだろうと散歩にちょいと出かけてみた。そうしたらなんと公園はガラガラ。
雨っていうだけでこんなに人がいないとは驚きである。
雨の日の花見はまんざらでもない。
一時間ほどかけて、公園をひとまわりして帰ってきた。
まだツボミを持った桜もあり、満開の桜はもう少し先まで楽しめそうだ。
青空が恋しいけれど、こんなにゆったり桜のお花見を楽しめるのなら、雨の日も悪くはない。
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自転車乗りのサコッシュはシンプルに限る。
サイクリングのおやつとカラダが冷えそうになった時に一枚羽織る薄手のジャケットを収納できればいい。欲を言えば財布の入る内ポケットとフック付きのキーチェーンがあると便利だ。
そんな自分にとって使いやすいサコッシュが市販のものにはなかったので、自らデザインし、作ってしまったのがこのサコッシュだった。
今はなきハンドメイド・オフロード自転車のブランド『オークウィル・トレイルバイク』の依頼で製作したオリジナルのサコッシュは、この生成りのサコッシュをベースにロゴをプリントした。シンプルなデザインとちょいと物を持ち運ぶ必要最小限の機能があればいい。その考えは依頼主も同じだった。
単行本を入れられる内ポケットのサイズにしてほしいとリクエストがあったのでカスタマイズした。
製作したサコッシュの1枚は僕の手元にあり、今も大切に使っている。
フレームビルダーの溶接作業をモチーフにした Oakwill Trail bike の「溶接クン」ロゴデザイン。”溶接クン”のイラストにインパクトがあって、良くも悪くも少々目立ちすぎてしまうけれど、とても気に入っている。素晴らしい。
使わないときは小さく畳んでポケットに入れて持ち運べるサコッシュは荷物にならない。
便利である。
ときどき、サコッシュの問い合わせをいただくので、自分が使いやすいデザインで作った生成りの綿素材100%のサコッシュを1ダースほど作って在庫することにした。
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自分の古いスニーカーのシューレース(くつひも)を新しいものに交換しました。
くつひもはもちろん、自分のお店『白猫屋』のリフレクト反射機能付きのゴム製シューレース。
カラーは14色あるなかから、「シルバー」を選びました。紐の色が目立たないようにスニーカーと同系色のシックな感じです。
今回はシューレースの新しい通し方を試してみました。
・シューレースをスニーカーの足首側からつま先側へ通す
・通し終わったつま先側で結ぶ
・その際、シューズにあわせたシューレースの長さを決めて結ぶ
・余分なひも部分はカットする
・結び目の先端をシューズに入れて隠す
・シューレースをストッパーで留める(足首側)
「しばる」かわりに、ストッパーでシューレースを留めますが、留める位置が容易に変えられて、足入れのフィット感も簡単に調整できます。
そして何日か、新調したシューレースと新しいしばり方のスニーカーでフィールドテスト。
靴の脱ぎはぎ、紐の調整、歩く際の優しいフィット感、結果はなかなか良い塩梅です。
春の陽気に誘われて外出したくなる季節です。
シューレースを新しいものに交換しただけで、散歩に出かけるモチベーションが高まるから不思議です。
リフレクト反射ゴム製シューレースのお求めはこちら。
ショッピングサイト 白猫屋
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「面白い自転車屋さんが近くにオープンするらしいよ。まだ準備中だったけどね。」と、隣町に住む自転車仲間のCARTOON MASTER氏から耳寄りな情報が入った。さっそくお店の様子を見に行ったのが1月。まだ準備中だった。
開店準備で忙しいにもかかわらず、1970年代生まれのお店の主、登さんは手を休めてくれた。お互いを自己紹介。「2月中にオープンの予定なので、また寄ってみてください!」と見送られた。その日はお店のビジネスカードをいただいた。感じのいい店主と良い雰囲気のお店だった。
それからしばらくして3月。
『GINO BICYCLE』に立ち寄ってみた。
お店は開店営業していた。
オープンのお祝いを伝えると登さんは嬉しそうだった。
GINO BICYCLEは1980年代のマウンテンバイク(MTB)やパーツなどを扱っているが、古い自転車を売る旧車ショップというよりは、当時の自転車シーンの世界観を現代に蘇らせた新しい感覚の自転車屋さんといった雰囲気だ。
1980年代と言えばマウンテンバイクの黎明期である。その魅力に取りつかれた店主、登さんが彼独自の自由なセンスで作り上げたユニークなお店である。お店の中には懐かしいパーツが並ぶ。古いマウンテンバイクを復活させる趣味(?)を持つ自分には、パーツ調達の選択肢が増えてありがたい。
本棚には小学館のアウトドア雑誌『ビーパル』など、1980年代のマウンテンバイク関連の記事が掲載された雑誌や自転車専門誌や本も多数あり。本は売り物ではなく、お店の貴重な資料。大切に保管されている。「懐かしいなぁ」と本のページをめくる。リアルタイムで1980年代のマウンテンバイク黎明期を過ごしていた自分にはどれも見覚えのある、一度は目を通したことのある本ばかりだった。
ふと見た本の背表紙に目がとまった。
『日本と世界の自転車。マウンテンバイク 1988年版』。35年前、自分の書いた巻頭のカバーストーリー(特集記事)が掲載されいる本ではないか!
昔の恋人と突然再会したような驚きと懐かしさがこみあげてきた。記事はアメリカ取材のエピソード、そこで感じた自由で活気あふれていた自転車カルチャーなど「アメリカの自転車事情」を伝える内容。記事を通して一生懸命に読者へ伝えようと時間を惜しまず努力していた当時の自分が蘇ってきた。まさか、1988年の自分とここで再会できるとはね。嬉しくなった。この本を本棚に並べていた登さんに感謝。
久しぶりに1980年代の自転車カルチャーに触れる。なんだか新鮮な気分になった。
GINO BICYCLEは、旧車マニアや「昔は良かったよな」的懐古主義をまったく感じない居心地の良いお店である。それはきっと、店主の登さんが1980年代の古き良きマウンテンバイク黎明期の空気感を理解していて、モノへのこだわりよりも時代の空気感のようなものを大切にしているからなんだろう。ホッとするお店である。
帰り際に、お店の開店を祝してプレゼントを渡した。1980年代に僕が使っていたものだけど、当時のマウンテンバイク生活でお世話になっていた品である。中古の品で申しわけないのだけれど。
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自分たちで育てたお米を食べた。
昨年10月末に稲を刈り、ハザ掛けして約3週間、天日の干し。それから籾摺りをして、収穫したお米を田んぼの仲間で分配。新米が手に入ったのは今年の2月だった。
さっそく家の精米機で七分づきで新米をいただいた。
お米は『栄光』という品種。
谷戸の田んぼで、里山からしみ出る水と雨の恵みに頼る天水田。無農薬無肥料で栽培し、脱穀以外は機械(動力)に頼らない、ほぼ人力で育てたお米である。
そんな1年間の苦労(苦労とはまったく思わない。里山の米作りは楽しいのだ)と思い出の詰まった新米は格別に美味しいのは当たり前だ。
新米を土鍋で炊いた。
あぁ、とっても美味い!
仲間たちとお米を育てた1年間。
収穫したお米のひとりあたりの分け前は2キログラム。
わずかなお米だけれど、これが無くなるまで大切にありがたくいただくのである。
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感染予防とはいえここ2年、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な大流行)の影響で人と会う機会がすっかり減った。それが何の疑問もなく「あたり前の日常」になってしまった。何も考えず、そんな日常を受け入れている自分に気づき反省。
今年は会いたい人にはどんどん会いに行くと心に決め、連絡を取り、どんどん予定に入れている。
そんな人物のひとり、国際協力募金協のバザーのとりまとめをしている自転車仲間が、タイミングよく近くで仕事があったと言って会う機会があった。近況を報告しあい、自転車生活やら社会問題やら今考えているアイディアやらを話した。
そんな中、彼が責任者で毎年開催している国際協力募金のバザーのことが話題になった。
今年のバザーのテーマは「エシカル」「SDG’s」。サステナブルを自ら体験できるワークショップと募金が結びつくと面白くなるんだけどね、と。長年取り組んでいる僕らのアップサイクルの経験が、募金活動のなにかの役に立ててもらえるかもしれない。
最近、「SDG’s」や「アップサイクル」の言葉をよく見かけるようになったし、耳にするようにもなった。世間一般に知られるようになった反面、広告のキャッチフレーズのようなうわべだけの流行のようにも感じる。
「SDG’s」や「アップサイクル」を掲げる本人の言ってることとやってることが、ちょっと違うんじゃないのかと感じることが多いからだ。サステナブルを考えているなら、それはやらないでしょ、と思うのである。
さて話を戻します。
彼と久しぶりに会った翌日、エシカルな雰囲気のワークショップの写真があったことを思い出して探してみた。
米国のアウトドア衣料品メーカー、Patagonia社のパタゴニア東京・ゲートシティ大崎店の方が地域のお祭りで出店していたときのワークショップの写真が見つかった。
着古したTシャツから買い物バッグを作るワークショップである。
わざわざ縫ったりはしないからミシンは必要ない。
Tシャツをハサミで切って作るのだ。
バッグの底は切って結んでを繰り返す。
切り口はそのまま。切りっぱなしでも様になるし、むしろカッコいい。
ホツレもしない。
こんなに簡単に作れてしまうのか。
あらためてそう思った。
お恥ずかしながら、まだ自分で作ったことがないので近々作ってみようと思う。着なくなった古いTシャツなら1ダースは所有しているから。
ワークショップの写真をさっそく彼に送った。
着古したTシャツから作る買い物バッグ。もし、今年の国際協力募金のバザー会場でこのワークショップが開かれたら、僕もTシャツを持って参加しようと思う。
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1980年代から90年代を僕は1950年代に建てられた米軍ハウスで過ごしていた。
そのときにご近所さんだったケイちゃんとは今もお付き合いが続いている。
1年ほど前のことである。ケイちゃんから「庭の古い梅の木が大きくなりすぎちゃったから、切っちゃってくれない」と、お呼びがかかった。
切っちゃってくれって言われてもね。切っちゃうのは簡単だけど、ほんとにそれでいいのか?
切るのは忍びないものね。
そこで僕は「切らずに、剪定してあげようか?」とケイちゃんに提案してみた。
この先のお世話が面倒だと思っているのか、ケイちゃんはあまり乗り気ではなかった。
「木の手入れは、年に一度くらい俺が来てやってあげるよ」と、僕が世話をすることを約束して、梅の老木は切らずに残すことになった。
さて、梅の木の剪定は僕がすることになったのだが、いつ頃すればいいのか。どう剪定するのかわからない。お屋敷の庭に入る植木屋さんのように粋な剪定はできるわけでもない。素人のDIY仕事でも、まあ、見た目にすっきりするくらいの剪定はしたいものである。
庭木についてとっても頼りになるが友人いる。
植木屋さんのモギマコさんである。
植木の基本を深く理解し、時代の変化を積極的に受け入れ、新しい試みに果敢にチャレンジする植木屋さんのニューウェーブ。庭や樹木のことを相談すると素人相手に丁寧なアドバイスを与えてくれる、ありがたい師匠のような存在だ。ロングテールバイク(荷物が積める便利でカッコいい自転車)を愛好する自転車仲間でもある。
梅の剪定の仕方も当然モギマコ師匠に相談した。アドバイスに従って枝をバッサリ落とした。こんなに切っちゃっていいのかよ、と不安になるくらいに。でも梅はバッサリ切っちゃって大丈夫なのだ。
2021年7月のことである。
そして、時は流れて2023年2月。
ケイちゃんから写真が届いた。
「梅の花が咲いたわ」
これは嬉しい!
さっそく、モギマコさんへご報告。
師匠も大喜びだった。
花が咲き、みんなが笑顔になった。
植木屋さんの仕事って素晴らしい。
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最近の自転車のタイヤチューブはずいぶんと華奢になってしまったようである。
晴天に恵まれた週末、田んぼの仕事に出かけようとガレージの自転車に乗ろうとしたら、前輪がペチャンコ。
まさかのパンク。
昨日までパンパンに空気が入っていたのにショック。
パンクの修理の時間はなし。
この日の田んぼ作業は急遽、電車と徒歩で出勤。
田んぼ作業から帰ってきてパンク修理にとりかかった。
タイヤをチェックしても釘などを踏んだ形跡はなし。
チューブをはずして空気を入れる。
空気の漏れている場所を探す。
空気の漏れもチューブの穴も発見できなかった。
さらに何度かチューブに空気を入れては空気の漏れを探すことを繰り返す。
チューブの空気は抜けていくからどこかで漏れているはずなのに見つからない。
空気入れが古いせいもあり、バルブのまわりから空気が漏れていることに気づくのに時間がかかってしまった。
なんとバルブとタイヤの付け根部分が裂けていたのだった。
「またかよ」というのが実感である。
1年ほど前、同じメーカーの同じタイヤチューブで同じ現象がパンクしていたからだ。
バルブとタイヤの付け根が裂けて空気が漏れた経験は今までなかったし、今回で2度目だから驚いた。しかもまだ1年も使ってないのに。
タイヤチューブの寿命、あまりにも短すぎませんか、と思う。
タイヤの空気圧は適正な数値でこまめに管理していたし、無茶な乗り方もしていない。
こちらで何か注意しなければならないことがあったのなら、教えていただきたいものである。
早速、メーカーさんへ問合せのメールを送った。
パンク修理のほうはパッチ修理が難しいので新品タイヤチューブに交換。
パンクしたタイヤチューブはもちろん廃棄はせずに、どんなものにアップサイクルできるかを考え中。
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無農薬無肥料&天水田の米づくりのご報告を。
2023年2月最後の週末。谷戸の田んぼの「クロ切り」作業でした。
「クロ切り」って何だよ?と思うよね。
クロ切りは田んぼの畦(あぜ)の内側を直角に削り、田んぼに水を入れる準備をする作業です。
参加メンバーは3名。ちょっと少ない人数でしたが、ベテランのユースケさんとニューフェイスのタイゾーさんお二人の手際の良いスコップワークで、クロ切り作業はサクサクと進みました。
しかも大雑把な自分と違って彼らの作業は美しい。クロの切り口はとてもきれいに仕上がっています。美しいシゴトは気持ちが良いものです。
クロ切りにはまず準備があります。畦にカットラインのアタリをつけるのです。アタリはロープを使って決めます。
クロ切りのアタリが決まったら、それに沿ってスコップを直角に入れ、畦を削ります。
アタリのラインに沿って畦を削ります。これを繰り返します。
山側の畦はクロ切りが必要ないので、3辺の田んぼの畦を仕上げる作業は午前中の2時間ほどで完了しました。
谷側のクロ切りのビフォーアフターはこんな感じです。
畦にモグラの穴を見つけたので後日、穴をふさぐ修復作業をしなければなりません。
6月の田植えに備えて、田んぼを整える作業が3か月ほどかけて続きます。
里山の田んぼは長閑で癒されます。
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極太(7ミリ径)のDリング。
インターネットショッピングサイト『白猫屋』では以前、アルミ製のものを販売していましたが、在庫が底をつき数年前に廃番になりました。
代わりになる製品はないかと一生懸命探してきました。
ようやく、同じ仕様のDリングを見つけました!
しかし、これまた在庫限りのデッドストックの品。在庫限りです。
スチール素材にニッケルメッキを施した極太Dリング。
以前のアルミ製よりは重いですが、傷に強く、美しい質感のヘビーデューティーな製品です。
さっそく、白猫屋のお店に並べました。
お立ち寄りをお待ちしています!
僕はこの極太Dリングをメッセンジャーバッグのストラップテープの先端に取り付けて使っています。長さ調整のストラップの引手グリップ操作が楽になり重宝しています。
Dリングは2個セットでも販売することにしました。
50?テープを組み合わせると、テープの長さを調整するパーツになります。
極太Dリング(スチール製・7ミリ径・50ミリ幅テープ対応)のお買い求めは白猫屋でどーぞ。
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昨年秋、友人宅の庭でオニグルミを拾った。表面の果肉を水洗いして自然からのお裾分けをいただいた。
このクルミは好物のクルミとレーズンの焼きたてパンの貴重な食材になっている。
パンに使うクルミがなくなると、僕に「クルミ割り」の依頼が入る。
「クルミ割り」は男の仕事である。
オニグルミは硬い。
クルミをじょうずに割る要領を得るまで、ずいぶん苦労した。
尖がった頭部分を上にして、硬いコンクリートか石を台にして乗せる。
クルミの下の方にそっと手を添え、クルミを支える。
尖がり頭の真上からカナヅチを振りおろす。
何度か繰り返すと、クルミは左右真っ二つにパカッと割れる。これが理想である。
手を叩いてしまわないように慎重に叩かなければならない。
クルミを割り終えたら、クルミの殻から実を取り出す作業である。
これがなかなかの手間である。
細い金属製のキリを使って、苦労してクルミの実を取り出すわけだが、その量が思っていたよりもかなり少なくても決してガックリしてはいけない。
脂ののった東京産の無農薬無肥料の天然クルミ。
味は格別だし、自然の恵みを何よりも実感できるのだから。
今週あたり、クルミ割りの依頼がありそうである。
オニグルミのストックがなくなるまで男の仕事「クルミ割り」は続く。
JUGEMテーマ:日記・一般
紫外線があたるとジッププルの先端ヘッドの色が変わり、濃淡で紫外線の強さを知らせてくれる『UV紫外線ジッププル』。
日頃お世話になっているYKKの方から「面白いものがあるんだけど、どう?」と紹介されたのがこの紫外線に反応して色が変色するジッパーヘッド(紫外線アラーム)でした。2005年頃の話です。当時、もうすでに生産が終了していましたから、デッドストックのパーツでした。
白猫屋で別注生産していた「リフレクト反射コード」とYKKさんのこの『UV紫外線アラーム・ジッパーヘッド』を組み合させて、今まで長い期間販売してきましたが、ついに在庫がなくなってしまいました。
いままでにご購入いただいた皆さん、ありがとうございました。
とは言っても、ジッパーヘッドの形状が違う小さいタイプの『UV紫外線ジッププル』はまだ少し在庫がありますので、もうしばらはご購入いただけます。
キットではありませんが、コードが細いタイプの3個入りのものです。コードは白猫屋特製のリフレクト反射機能があります。
紫外線に当たると「パープル」に変色するものと「イエロー」に変色する2タイプがあります。リフレクトコードの色も選ぶことができます。
『UV紫外線ジッププル』のお買い求めはインターネットショッピングサイト白猫屋をご利用ください。
こちら → 白猫屋
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2023年2月11日。
2023年の米づくり、田んぼの作業が始まった。
農に学ぶ仲間の一員となって田んぼを始めてから、なんと今年で7年目になる。
長いような、短いような。
米づくりのスタートはいつも二月。
人力三本鍬での田起こしである。
前日の雪が残る谷戸田。
白い雪に薄っすら覆われた朝の田んぼの風景は美しく清々しい。
他のグループはすでに先週、田起こしを終えていた。
僕らの畑の苺は雪に埋まっていた。
雪をどける。
昨年秋に植えたにんにくは雪にもめげず、順調に育っているようだ。
雪だるまもつくる。
楽しむこと、遊ぶことも大切である。
久しぶりに再会した田んぼの仲間たち。
近況を報告しながら三本鍬を振る。
前日の雪と雨の影響で田んぼにはところどころに水たまりがあって、鍬を入れると泥しぶきが全身に飛んでくるから始末が悪い。
全身泥だらけになりながら、午後イチには田起こしは無事終了した。
田んぼの仲間たちも少しづつ入れかわり、ここ2,3年の新型コロナウィルスの感染拡大や物価高や増税などの影響で、社会も自分たちの生活環境もずいぶんと変わってきたと感じている。
ここ3年ほどは新しい仲間の参加も少ないけれど、年間、週末の時間帯の数日を農に学ぶ「米づくり」に取り組むことで得られる喜びは大きい。この小さな喜びがあるから7年間も続けていられるんだなぁと思う今日この頃である。
「私もお米づくりを体験してみたいわ」と思っている方はぜひ見学にお越しください。お声がけ、コンタクトをお待ちしてます。
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自分の使っているメッセンジャーバッグは、カムバックルでショルダーテープの長さを調節します。カラダにフィットさせるために、バックルをゆるめてショルダーテープ(幅50ミリ)の長さを変えるシステムになっています。
そこで役に立つのが、このアルミ製のDリング。
直径7ミリの極太アルミの材質で幅50ミリのテープに対応しています。Dリングがあるとショルダーテープの長さ調整とてもスムーズです。何より便利です。
自分で使って便利なものは「他の人に伝えたい!」という気持ちで、わが社のインターネットショッピングサイト「白猫屋」で販売することにしました。2008年から取り扱いを開始。すでに工場生産は終わっていた製品だったので倉庫に眠っていたデッドストックを分けていただきながら販売を続けておりましたが、とうとう在庫がなくなりました。
アルミ製の極太Dリングは重さ20グラムとたいへん軽量でしたが、すぐに傷がつくという特徴(?)もありました。自分はこの傷を”使い込まれたカッコ良さ”と勝手に思っていますが、「すぐ傷が付いちゃうのはね」と敬遠する方もおいでになりました。
それでもいままで189個ものDリングを全国の方にお届けできて嬉しく思います。
ご購入いただいた皆さま、ありがとうございました。
▲ Dリング(50ミリ幅テープ対応) ← 左/アルミ製(廃盤) → 右/スチール製
*写真右のスチール製の色味はゴールドっぽいですが現物はニッケルメッキのシルバーです
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2023年1月31日。
子どもの頃から馴染みのあった百貨店『藤丸』が122年の幕を閉じた。
北海道帯広市民にとって『藤丸』は、新宿界隈の住民にとっての『伊勢丹』のような地元ご贔屓の百貨店である。
藤丸百貨店の個人的な思い出は毎年恒例のお正月の福袋だ。
当時の初売りは確か4日か5日だと記憶している。福袋を求めて藤丸の初売りにやって来る大勢の人をかき分けて福袋をやっと手に入れていた。いまほどモノが豊富な時代じゃないから価格以上の商品が入っていれば福袋の中は何でもかまわない。縁起物の福袋を開ける楽しみと、入っていたものを取り出してお年玉をもらったように喜んでいた家族の姿を今は懐かしく思う。
もうひとつの『藤丸』の思い出は小さい子どもの頃、催事で賑わう屋上で迷子になったこと。いまでもときどき鮮明に思い出すことがある。視界に大人たちの足しか見えない。隣には親も知り合いもいない。探そうにも群衆の中で身動きもとれない。途方に暮れて絶望を初めて味わったのも『藤丸』である。
百貨店が生き生きしていたその頃が嘘のように時代は大きく変わった。さらに変化を続けている。
閉店が決まってから『藤丸』の創業が1900年だったことを知った。
122年の歴史がある老舗である。手元にある古い絵葉書から帯広市街のものを探したら、昭和10年消印の広小路を撮影したものがあった。テントの屋台村の先の西2条通りに立派な建物の『藤丸』が写っている。1930年代の写真である。
さて、伊勢丹的存在がなくなってしまった帯広の街はこの先どう変わっていくのだろうか?
期待と不安があるけれど、先人たちの築いてきた古き良き北国の文化が継承進化していく未来を楽しみにしたい。
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東急ハンズの看板
小田急線「代々木八幡」駅を下車して宇田川緑道を渋谷へ下り、神南小学校下の交差点の先に馴染みの東急ハンズの看板と『手のマーク』を確認すると、なぜか少し安心する。
2022年3月、東急ハンズは東急グループからベイシアグループにい売却されてホームセンターを展開するカインズの子会社になり、ロゴマークも一新される予定になっているので、渋谷店のこの看板も近いうちに新しいものにかわるだろう。
東急ハンズは1976年に浜野安宏さんの企画プロデュースでオープンした。1号店が藤沢に、それから二子玉川店、渋谷店とお店が増えた。
暮らしのこだわり商品を探しているのなら、ハンズに行けば必ず見つかるという驚くべきお店だった。東急ハンズに置いていない雑貨はない。確信できる圧巻の品揃えを誇っていた。
本になった東急ハンズ
お店自体がそのまま本になってしまった東急ハンズの本。
友人がデザインを担当し、知り合いが編集したもので1987年に出版された。もう34年も前の本だ。
手元に残っていた一冊のページをパラパラめくってみた。
所狭しと商品が溢れる圧巻のカタログ本。商品をとおしてクリエイティブが刺激され、その先にありそうなシアワセな世界が広がる。
当時の東急ハンズの店舗もそんなワンダーランドな場所だった。
東急ハンズに行けば何か面白いものがある。
そんな思いで1980年代から楽しく利用していた東急ハンズ。
店頭で実物を手にとって商品の素材感や大きさや細部のデザインを確認しながら納得して購入できる、あのリアルな感覚と喜びは単に物を買う以上のものがあって懐かしく思う。
パソコンの画面を見て簡単に商品が購入できる、購買スタイルが主流のネット社会では現物に触れる機会も実際に手にとって吟味する機会もすっかり減ってしまった。
人と商品の関わり方も時代とともに変わる。
それが寂しくもあり、楽しくもある。
「東急ハンズ」の古いロゴ看板が新しい「ハンズ」のものに替わっても『ハンズ』の名前は継承される。
東急ハンズの『ハンズ』の由来は「お釈迦様の手」からきているという興味深い話もあるので、新しいハンズの新しい展開を楽しみにしたい。
ちなみに弊社オリジナル製品「リフレクト反射コード」は継続してハンズ渋谷店さんで販売中です。
現物を確認した方は「素材売り場」切り売りコーナーへどうぞ。
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暗くなり始めた夕暮れどき。
自転車に乗っている僕は早めにライトを点けて、暗くなっても目立つ服装で安全対策を心がける。
警視庁によれば、日没時刻の前後1時間の薄暮時間帯に多くの交通死亡事故が発生している。この時間帯は、周囲の視界が徐々に悪くなり、自動車や自転車、歩行者などの発見がお互いに遅れたり、距離や速度が分かりにくくなるためだ。
自分の身は自分で守らなければならない。
夕暮れの薄暮時間帯や夜間に交通事故に遭わないように、自分の存在を目立たせるために反射材を身につけることは安全のために効果的である。
そこで反射材と同じ効果のあるリフレクト反射プリントを使ってプリントしたTシャツ。
先日、製作を承った30枚と少ロット生産のリフレクト反射プリントTシャツの効果はこんな感じです!
*リフレクト反射プリントの別注製作に関するお問い合わせは 555nat.com ウェブサイト・コンタクトフォームまで。
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紙の専門商社『竹尾』さんから送られてくる紙見本があります。かれこれ30年のお付き合いになるもので手元にたまった紙見本もなかなかの量です。
捨てずにためていた紙見本を使って封筒を作っています。アップサイクル封筒です。見本の紙はファインペーパーをはじめとする素材感のある個性的なものばかり。しかもひとつとして同じ紙がないので、封筒づくりが楽しくなります。
そして1点モノの封筒はわが社のインターネットショッピングサイト『白猫屋』の商品発送に使われています。運が良ければお買い上げいただいたお客様の手元にアップサイクル封筒が届くかもしれません。
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いつものように午前中の早い時間帯にサクッと小一時間ほど自転車ライドに出かけた。
この日は天気も良く気持ちのいい朝だった。自転車を飛ばし、多摩川まで片道4キロちょいの道のり。誰もいない河川敷のダートのアップダウンを楽しんだ後、帰路につく土手の上で事件は起こった。
な、なんと、自転車(マウンテンバイク)のフレームがポキッと折れてしまったのだ。
土手を登りサイクリングロードに乗り上げた直後のこと、ガシャっとチェーンが外れたような嫌な音が聞こえた。チェーンとコグを確認したが外れてはいない。安心したのもつかの間、フレームのチェーンステイの根元がパカっと折れていた。
え〜、こんなところが折れちゃったの・・・・。30年ほど前に造られた古いフレームとはいえ頑丈なマウンテンバイク。とうとう経年劣化してしまったか。悲しさはそれほどなく、フレームが折れた現実を受け入れた。むしろケガのなかったことに胸なでおろし感謝した。
それからが少々みじめな展開である。多摩川からの約4キロを自転車を転がしながら徒歩で帰宅するというバツの悪い事態になってしまったからだ。
さてさて、折れてしまった1991年製造の自転車フレームは修理ができるだろうか。
*この自転車に関する過去の記事(ガレージに眠っている自転車を復活させるプロジェクト)です。ご興味のある方はどうぞ。
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年々、お正月らしさが薄れ、街も人も自分の気持ちも賑やかだったあの昭和のお正月感が懐かしく思える。
普段の日々とかわらない新年だが、今年も元旦は日向薬師へ初詣にでかけた。
電車とバスを乗り継ぎ、1時間30分ほどで参道入口まで辿りつき、そしてさらに山を登る。急な階段を上って山にはいると日向薬師の山門(仁王門)が建つ。ここをくぐり抜けると急こう配の山道、参道が続く。ひたすら登ると日向薬師の境内が現れる。
山と青空をバッグにひっそりとたたずむ茅葺屋根の本堂。清々しくもおおらかな気分に包まれて「今年も来てよかった〜」と思う。毎年そうなのだ。
本堂の前で線香の煙を浴び、心と身体を清める。薬師如来に手を合わせ、家族や友人たちの健康と安全を祈願。新しいをお札を受け取る。
コロナのせいなのか、時間帯なのか、いつもの年より参拝者は少ない。
今年もお坊さんの法話はなかった。元旦はここ日向薬師で法話を聞き、自分の生活態度を整え、1年を健康におくるための心構えにしていたので、新型コロナウィルス感染予防のためとはいえ、今年も法話が中止になり残念だ。
お寺にはいつも法話をしてくだる高野山の僧侶、宮島基行師の姿があった。声をかけ、新年のあいさつをした。
「元旦に聞く法話が1年を生活するための指針になるんですよ」と、法話が聞けない残念な気持ちを伝えると、2023年の年回りを書いた印刷物を渡してくれた。
以前、宮島さんと一緒に法話をしてくれた田村僧侶のことを尋ねると、2年前に亡くなったとのことだった。ここ数年、お正月に姿がなく体調がすぐれないと聞いていたので心配していた。ご冥福をお祈りします。
田村さんの法話はとても具体的でわかりやすく、すぐ実行できることばかりだった。
「今年は〇〇の年だから、カラダの◎◎に注意しなさい。食べ物は農薬を使わない◎◎な野菜を食べなさい。」などと、普段の生活で簡単に実践できることを熱く語っていたことが思い出される。
三日坊主で忘れてしまう自分でも、ピンチのときやメンタルが弱っているときには田村さんの年頭のアドバイスを思い出し、勇気づけられていた。
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2023年、あけましておめでとうございます。
2011年の東日本大震災から12年、2020年の新型コロナウィルス感染症のパンデミックから3年になります。振り返ってみるとこの間は何となく未来の見えない閉塞感と社会不安を抱え、新しい人とリアルに会う機会も少なくなり、ともすると不平と不満ばかりの批判的でネガティブな思考になりがちだったことを反省しました。
写真は1920年代の賑やかなニューオーリンズ。
メインの大通り、カナルストリートを行き交う人たちはどんな未来を夢見ていたのでしょうか?
自分たちも夢を持って仕事を始めてから今年で34年。
「初心忘るべからず」と自戒する出来事がいくつもあった2022年でした。
今年はいままで取り組んできたアップサイクルや自転車生活のノウハウ、クリエイターとの共同作業による経験やアイディアを共鳴に結びつける新しい試みを始めます。
いつも皆さんの創造力に刺激を受け、助けられ、勇気と元気をもらいます。
感謝とともに、今年もよろしくお願いします。
2023.1.1 森本ヒロフミ
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化石燃料や原発に頼らない生活を目指し、できることから実践しようと、クルマを持たず、移動は公共交通機関が自転車か徒歩、運搬には荷物をたくさん積めるカーゴバイク(自転車)を使う、そんな日々を過ごしています。
電化製品の電気の方も電力会社の電源に100%頼らずに自家発電のグリーン電力で賄いたいたいと切望していたところ、タイミングよく、ソーラーパネルとポータブル充電器が特別割引セット価格でセール中!迷わずに購入しました。
待望の自然エネルギー太陽光発電、自前でグリーン電力をつくって使う「オフグリッド生活」はじめの一歩を2022年10月9日からスタート!
日当たりのよい南側にソーラーパネル(移動携帯型)を置き、ポータブル電源と繋げるだけでミニ発電所の稼働準備は完了。太陽の動きにあわせてパネルを移動させ、常に太陽の光がよく当たるようにしておくと発電効率を高まります。頻繁にパネルを動かすことが電気をたくさん蓄えるコツです。
ソーラーパネルで発電したグリーン電力は容量882Wh(245,000mAh)のポータブル充電器に貯まり、携帯電話やタブレット、電池の充電、コーヒーミルやハンディ掃除機、精米機など日常使う家電の電源として使えます。
庭先に差し込む太陽から発電されたクリーンな電気を使う生活。化石燃料や原発からつくられた電気を使う後ろめたさからちょっとだけ解放された気分です。
オフグリッド生活の第一歩を踏み出し、ミニマムインパクトを追求する試行錯誤はまだまだ続きます。 HM
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今年は気温20度と暖かく、気候変動の影響を肌で感じ、この暖かさを素直に喜べない心境だ。
われわれの世話する田んぼは里山から染み出た水でつくる「天水田」。ここでつくるお米は無農薬無肥料、ほぼ人力。
唯一、動力に頼る作業が『稲の脱穀』。先月の稲刈りから3週間、天日干ししてあった稲をハザ掛けからはずし、脱穀機の力をかりて脱穀した。
作業は午前中に終わった。
田んぼの仲間と労働のあとのお昼の時間を一緒に過ごす。
紅葉のすすむ里山を包むお日様の光がなんとも気持ちいい。
『農に学ぶ』谷戸田サポーターズ、Team NowTenk の週末作業日である。
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3年ぶりのライブで観るバンフ映画祭『バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル』でした。
焚火なキャンプの盛り上がりやグランピング施設が充実する最近の国内アウトドアシーンを横目に、1990年代のようなアウトドアアクティビティの活気は衰退してしまったのかなあと心配していたが、バンフ映画祭のワールドツアーの作品を観てほっと胸をなでおろした。
アウトドアカルチャーをテーマに、毎年、カナダのバンフで開催される短編ドキュメンタリー映画祭『バンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル』。ここに応募された作品(ショートフィルム)から厳選されたものがワールドツアーとして45か国以上で上映される。僕はこれを観たわけだけれど、どの作品もアウトドアアクティビティの楽しさと学びが満載だった。
それぞれの作品に教訓と哲学があってとっても面白い。
自然をとおして人の優しさや心のあたたかさが伝わってくるので、観終わった後に感じる喜びや爽快感も大きい。
「自分の考えに従って自信を持って前向きに生きること」の確信を僕はあらためて教えられた。
作品はハンディキャップを持つ人のスキーや登山、マウンテンバイク、クライミング、アドベンチャーなトレッキング、カヤック、スノーボードなど、アウトドアアクティビティのジャンルは多彩だ。ドキュメンタリーならではのヒューマンドラマがあり、感動で涙することもある。アドベンチャーがテーマの作品から、自分のなかに眠っていたチェレンジ精神が燃え上がるかもしれない。
もし、日常の単調な生活にうんざりしていたり、思うようにならない問題でへこたれていたりしている自分がいたら、力強く励ましてくれるし、勇気を与えてくれるはずだ。大自然的な視野から元気をくれる映画なのだ。
アウトドアカルチャーに国境なし。時代を経ても変わらぬアウトドアアクティビティの楽しみと奥深さをあらためて感じさせられた。バンフ映画祭に感謝である。
そして嬉しいことに、バンフ映画祭ワールドツアーのオンライン上映が11月19日から始まる。プログラムはライブ会場上映のピックアップ作品とオンライン限定の作品。
ライブ会場で観た作品をもう一度観たかったこともあり、迷わずオンライン上映のチケットも購入した。
短編ながら秀作ぞろい。興味のある方はぜひ。
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元旦はいつも高野山真言宗の寺院(山寺)『日向薬師』へ初詣に出かける。これが唯一のお正月らしさである。
去年はコロナ禍で参拝を断念したので日向薬師は2年ぶり。元旦の午前中、世田谷の成城から電車とバスを乗り継いで神奈川県伊勢原のにある山寺『日向薬師』参道へたどり着く。
境内に向かう参道は山道、ほぼ登山道であるが、この参道が素晴らく気持ち良いのだ。(参道を登る様子をGOPROタイムワープ動画で撮ってみたよ。)
参道を登りきると広がる開放感たっぷりの境内。荘厳な趣きの藁ぶき屋根の薬本堂(薬師堂)。毎年、この光景に感動する。
本堂にお参りし、隣の宝物殿の中でお祓いを受け、お札をいただき、おみくじを引いて、境内で日向ぼっこをして、それから山から下りる。わが家の元旦は毎年こんな感じである。
コロナ禍の前の2年前までは、国重要指定文化財の17体の仏像様に囲まれて、僧侶の法話を聞くことができた。その年を健康に幸せに過ごす心構えを享受していただけるお正月の楽しみだったのだが、それが去年、今年と休止。とっても残念だ。
座間に住んでいた1980年代、マウンテンバイクのトレイルライドの途中でひと休みしたのが、初めての山寺『日向薬師』とのご縁の始まりだった。それから、自転車仲間と一緒にここで休憩したり、厚木の親戚や友人たちと初詣で参拝したりと、毎年一度は必ず足を運ぶ山寺『日向薬師』。
奈良時代初頭、西暦716年、僧行基によって開山されたそうですが、自分には自然のなかのホッできる大切な場所として、これから末永く山寺のたたずまいが守られますように。
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日頃より白猫屋『リフレクト反射コード』をご贔屓いただき誠にありがとうございます!
ときどき、インターネットショッピングサイトを通してご質問をいただきくことがあります。
初めて購入を予定される方に多いご質問に
リフレクト反射コードの長さと荷姿についてがあります。
こんな内容です。
リフレクトコードを3メートルで注文すると、切らずに3メートルを送っていただけるのでしょうか?
白猫屋では「1メートル単位」でコードを販売していますが、
1メートル以上のご注文には、
1本のつながったままの状態でご希望のメーター数を出荷します。
例えば、3mのご注文の場合、
1本1メートルのコードを3本で3mという荷姿ではなく、
3mの長さが1本につながった状態でお届けいたします。
ということで、皆様の生活のD.I.Y.や安全対策のアイディアの素材に
白猫屋の商品がお役に立てることを願っております。
白猫屋 店主
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コーヒー豆の焙煎(ロースト)を自宅で始めた。
きっかけは知り合いのコーヒー家庭焙煎生活。美味しくて、経済的で、意外とお手軽で、そして楽しいらしいのだ。コーヒーの生豆もフェアトレードのものが手に入ることがわかった。
そして自宅で簡単にローストできる「非電化の家庭用焙煎器」があるのだ。この焙煎器は優れもので、驚くほど上手に焙煎(ロースト)できる。また、珈琲焙煎器の開発秘話が面白い。感動的な話しである。ブラジルの無農薬有機栽培のコーヒー農園を支援するためにこの焙煎器は作られた。そんな素晴らしいストーリーが隠されている。リンクはこちら → 非電化珈琲焙煎器開発秘話
2021年3月、早速「非電化珈琲焙煎器」と「お試しの生豆5銘柄セット」を購入。わが家のコーヒー豆家庭焙煎生活は始まった。
家族二人。毎朝、二人分のコーヒーを淹れる。
コーヒー1杯分に必要な生豆は10g。2人で2杯ずつ飲む計算で、40gの生豆を使う。珈琲焙煎器の1回でローストできるキャパは50gだから、わが家では毎朝の焙煎する。
焙煎方法はいたって簡単。コーヒーの生豆を焙煎器へ投入。左右に揺らしながらコンロの火であぶるだけ。
焙煎の初日、キッチンのガスコンロを使った。調子よくいい塩梅で焙煎が進み、豆の色が変わり始め、ローストされたコーヒーの香りが漂ってきたとき、ガスコンロの完全装置が作動、火が小さくなってしまったのだ。これはマズい。翌日からガスコンロを止めて卓上カセットコンロを使うことにした。
焙煎時間は4分から5分。火をとめて焙煎器の余熱でだいたい1〜2分煎る。
生豆の種類や収穫後の保存期間によって焙煎の時間はまちまちだ。煎りすぎてしまわないように注意が必要だ。頻繁に焙煎器の窓から豆の煎り具合をのぞき込んで豆の色の変化を確認、パチパチと豆の音がし始め、香ばしいにおいが漂ってきたら煎り具合を見て焙煎を切り上げる。
そのあと、豆を冷ます。熱い焙煎豆をザルに開け、ウチワで仰ぐ。豆からはがれた薄皮も取る。コーヒー豆が冷えたら10分くらい放置して、ミルで挽き、ペーパードリップでコーヒーを落とす。
焙煎したコーヒー豆には賞味期限がある。焙煎した豆は時間の経過とともに酸化して味が落ちるからだ。自宅焙煎できるとすぐに、豆の酸化を極力短くできるので美味しいコーヒーの秘訣なのだ。
そんなわけで焙煎してすぐの新鮮なコーヒーはとんでもなく美味い。酸化していないコーヒーの味がこんなに美味しいとは知らなかった。
街中のカフェで飲むのも市販の珈琲豆を購入するのも、これからはすっかり少なくなってしまいそうである。
焙煎を失敗しないように毎日「焙煎のデータ」をとっている。焙煎した豆をサンプルに取り、コーヒーの「銘柄」「焙煎時間」「味」を記録する。淹れたてのコーヒーを飲みながら、豆の種類と煎りでこんなに味が変わるものかと、毎日驚き感動している。
コーヒー好きが家庭焙煎にハマってしまう気持ちがわかる気がする。
無心で焙煎器を振る焙煎のひと時は禅の精神にも通じる心の安らぐ時間でもある。
毎日の家庭焙煎が楽しくなってきた。
(追記)
家庭焙煎を始めたのが今年(2021年)5月。それから5か月が経過。
ほぼ毎朝、家庭自家焙煎の日々が続いている。
我ながら驚いている。
継続しているのには理由がある。
珈琲の生豆を焙煎器に入れて卓上コンロで煎る(ほんの10数分の)時間が『至福のとき』なのだ。
生豆の火の入り具合に集中し、焙煎器を左右に動かしながら無心で煎るという行為は、禅のように”無”になれる。
新鮮な香ばしさが漂い始め、だんだんと部屋中に広がるなんとも心穏やかな時間。
申し分ない朝のスタートである。
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今年の『もやい展』は4月1日〜8日の日程で東京江戸川区船堀の江戸川区タワーホール船堀を会場に開催されている。
実行委員会の中筋純氏はじめ、みんなのデータサイトの小山さん、中村さんなど知り合いが関わっていることもあり顔を出すことにしていた。
コロナ感染が終息へ向かうどころか依然拡大続く首都圏東京。混雑する電車のリスクを避け、比較的空いていると思われる日曜日の午前中に行った。
もやい展の「もやい」とは荒縄の強い結びこと。
2011年の東日本大震災による福島原発事故によって引き裂かれた人と人の「もやい」、自然や大地との「もやい」、その分断の溝によって生み出される沈黙を芸術家や表現者たちの「もやい」によって打破することはできないだろうかと2017年から始まった活動である。
表現を生業にしている芸術家や写真家などのアーティストたちの多くが避けて通れないテーマ、それが東電福島事故だ。ポスト原発事故に向き合い、それぞれの考えと解釈、それぞれの手法で作品にメッセージを吹き込む。
会場に入り、作品が展示されている空間に一歩足を踏み入れて僕は、作品に込められた彼らメッセージにハッとする。
自分のなかで2011年の大震災と原発事故は他人事で過去の出来事になっていたことに気づいた。自分事のはずのあの悲惨な出来事が不覚にも風化してしまっていたのだ。
いかん、いかん。自分がもっとも嫌っていた「過去に何も学ばない、過去を反省しない日本人」に自らがなっていたとは。
2011年、悪夢のような原発事故で露わになった日本社会のほころびの数々に絶望し、湧き上がってきたやり場のない怒りのようなエネルギーを決して忘れることはないと思っていた。それなのに月日が経ち、日々生活に追われ、原発事故から学んだ教訓は人ごとになってしまっていたのか。愚か者の過ちとはこういうことなのかと、自分が恥ずかしくなった。
そして会場では詩の朗読会があった。
震災と原発事故で故郷の福島を離れ東京へ避難し、3人のお子さんと暮らす星ひかりさんが、避難生活のエピソードとライアーの美しい演奏を交えながら、自身の詩を自身が朗読した。
彼女が詩を書き始めるきっかけになったことは避難中に自分の感情を言葉に出すことができなくなり、文字に書き留めたことからだった。住み慣れた故郷を離れて不安と厳しさを抱える避難生活の現実や子どもたちへの愛情、社会保障や人権についての疑問や憤りなどの感情や思いが結果的に詩になったという。
詩の朗読を聞いて、震災被害者への国のサポートがいかにお粗末なもので、10年を経過したのにもかかわらず、じゅうぶんな保証もなく、元のような経済状況の生活再建もできない現実をただ受けとめるしかできなかった。
「現実を知ってもらうことを止めない」と彼女は言っていた。
原発事故で人生の見直しを強いられた人たちの気持ちを100%理解することはできないと思うが、彼女たちの想いに共感し、社会にはびこる矛盾や不平等や生きづらさを少しでも何とかできるように俺も頑張ろうと決意を新たにした。
会場の特別展示ルーム、全国市民放射能測定室ネットワーク「みんのデータサイト」の展示ものぞいた。
最新のデータとして、野生のキノコの放射能を測定した「2020年度キノコプロジェクト放射能測定マップ」があった。
10年を経て放射能の生態系、環境への生物濃縮が進んでいることが確認できる。放射能は消えることはなく、移行するだけなので気をつけなければならない。
東日本大震災と福島原発事故から10年。
変わったことと、変わらなかったこと。
『もやい展』に来て元気が出た。
「ポスト原発事故をどう生きていくのか?」をもう一度よく考えよう。
さっきまでぼんやりしていた頭がスッキリした。
会場を出たら、見覚えのある自転車姿の外国人が横断歩道を渡って来た。
やっぱりアーサー(・ビナード)さんだった。
『もやい展』を見に来たとのこと。挨拶をして、少し立ち話をして手を振って別れた。
使い込んだ自転車とステッカーだらけのヘルメットを被ったガイジンがホールの駐輪場へ消えていった。
『もやい展』は4月8日(木)まで。
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「みんなのデータサイト」の手伝いに都内某所まで出かけた。
展示の準備で人の手が足りないということを聞き、その日はちょうどカラダが空いていたのでボランティアでサポートに入った。
4月1日から始まる『もやい 2021 TOKYO 展 』のなかに開設される「みんなのデータサイト」の特別ルームに展示する放射能測定関連パネルの補修が主な仕事だった。
集まったのは僕を入れて3名。コロナ禍の中、少人数で手際よく作業は進んだ。
お昼は持参。
朝イチで買ってきた成城パンと自宅で作ってきたパタゴニア・プロビジョンズの「オーガニック・スパイシー・レッド・ビーン・チリ」スープをみんなで分け合って食べた。パタゴニアのスープの知名度は低いが、とても美味しい。好評だった。
午後の仕事の段取りを打ち合わせて、準備の目途がたったことにとりあえずひと安心する。
お昼を食べたあと南側の庭から続くプライベートの裏山(タケノコ山)をみんなで散策。山桜が咲き、モクレンの花が満開だった。ほかに春の花がたくさん咲いていたが名前はよくわからない。とっても貴重な珍しい植物がいくつかあった。
自然環境とつながっている住環境は穏やかな気持ちになる。
まさかのタラの芽
ちょうどこの時期、タケノコ山でタラの芽が採れるという家の主からの情報。まさか東京で野生の「タラの芽」にお目にかかれるとは思ってもいなかった。
急斜面から空に向かって伸びた木の枝の先端にタラの芽を確認できた。
剪定用高枝切りハサミを借りて慣れない手つきで(足や腕の筋肉がつりそうになりながら)タラの芽を採る。次々と採る。
思わぬご褒美だった。
採った旬の味をみんなで分け、夕飯のメニューは天ぷらに決まった。
『もやい展』は4月1日〜8日まで。@東京江戸川船堀
『もやい 2021 TOKYO 展』はアート・エキシビションと音楽芸能朗読他さまざまなライブステージパフォーマンスが開催される。
もやい展実行委員会の中筋純さんは「集まった表現者たちが各々の軸で捉えた3.11、そして福島のその後を、様々な方法で表現した空間が、ポスト原発事故におけるみなさんの様々な思いや記憶を交錯させる場となり、未来へとつなぐ新たな価値観創出のゆりかごとなってくれることを願います。」ともやい展に込めた想いを語ってる。
会場は船堀(東京都江戸川区)の「タワーホール船堀」。
詳しくは『もやい 2021 TOKYO 展』の概要は公式ウェブサイトで。
僕もまだ船堀会場へはおじゃまできていないので、昨年、横浜で開催されたときの『もやい展』の様子を載せておく。
「みんなのデータサイト」特別ルーム
『もやい 2021 TOKYO 展』のなかに「みんなのデータサイト」特別ルームが開設されているのでこちらもお忘れなく。
4,000人の市民ボランティアが測定した福島原発事故から10年間の放射能測定データや放射能測定器の展示、ホットスポットファインダーによる放射能測定体験ワークショップも開催されている。
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サムズバイク 3.13
2021年3月13日。札幌月寒の自転車店『SAM'S BIKE』サムズバイクの松浦さんが旅立って5年。
松浦さんと初めて会ったのは1980年代、東京のサイクルショーの会場だった。今はなき東京世田谷用賀の自転車専門店『BMXリオ』蒔田さんから紹介された。
BMXリオの店長だったか、まだお客さんだったか、どちらか忘れてしまったけれど、松浦さんとは同じ北海道出身、同じ20代で年齢も近かったこともありすぐ仲良くなった。昔から仲間だったような親密感もあった。そのときから長いつき合いが始まった。
1980年代後半、別々ではあったけれど、僕らはアメリカのサイクルショーに渡米していた。そして二人ともアメリカンバイクカルチャーの魅力にすっかり感化されてしまった。1980年代のアメリカの自転車シーンといえば、トライアスロン、BMX、マウンテンバイク、バイクメッセンジャーなど新しい自転車ムーブメントがどんどん生まれてきた時期だ。毎年、斬新な新製品が続々とリリースされた。現物の新製品を見る楽しみはもちろんあったけれど、それを作る新興メーカーの創業者やデザイナーやエンジニアたちのユニークな発想と創造力、そして個性的な人柄に強く魅かれた。それは松浦さんも僕も同じだった。あの時のカルチャーショックといったら、あの時の世界観を引きずったまま今に至っているのだ。
松浦さん自身のブログ『room36』ではそんな彼の人生観、魅力的な人柄を感じることができる。アメリカンバイクカルチャーに関心のある方にはぜひ。 → room36
電動アシスト・ファットバイク雪上試乗
札幌にサムズバイクがあるのは北海道出身者の自分にとっては、とてもありがたい。帰省したついでに立ち寄れる気軽な場所があるのはありがたいのだ。
去年も北海道の実家に行った帰りにサムズバイクに立ち寄った。その日は定休日だったけれど無理を言ってお邪魔させていただいた。
店主の奈美ちゃんあいかわらず太陽のように元気で輝いていた。いつも明るい彼女にあいさつをして、松浦さん写真に「元気かよ?」と声をかけた。
お店にちょうど試乗用の電動アシストのE-ファットバイクがあった。試乗しないわけにはいかず、ちょいとお借りして対面にある公園で試乗。
2020年2月の札幌はちょうどいい具合に新雪が積もったばかり。新雪の上、ペダルを踏んで漕ぎ出す。想像していたペダル荷重の抵抗感はなく拍子抜け。スーッとスムーズに発進した。思わず笑いがこぼれるほどの快適さにビックリ。初めて経験するE-ファットバイク走行はめちゃ楽しいじゃないの。電動アシストの操作(ペダリングとハンドリングと荷重バランス)に慣れてくると雪の上をすべるように走ることができる。いやぁ〜、太いタイヤの雪上電動サイクリングは新しい遊びだわぁ〜。
気がついたら、あっという間に1時間。雪の公園で遊びすぎてしまった。
松浦家ストーリー
試乗から戻り、試乗車を返し、奈美ちゃんに店を閉めてもらった。それから自宅におじゃまして、仏前にお参りした。
松浦さんのお母上と会うのは初めてだった。同じ北海道開拓民の末裔という遺伝子の影響なのか、親戚の家にいるような居心地の良さがあった。三人で松浦さんの思い出話。自分の親の年齢と近い母上の語る、僕の知らなかった松浦さんの話は優しく、懐かしさを感じるものだった。
松浦家の歴史は新鮮で面白かった。誰の人生にもストーリーがある。北海道へ渡ってきた人々ならなおさらだ。多様で興味深い話が多い。
松浦さんの父上はサムズバイクの場所で盆栽屋を営んでいた。たくさんの盆栽を世話していたらしい。盆栽は商売になっていたそうだ。北海道札幌で盆栽屋さんとはなかなかの変わり者だったのではないか。
母上はシンガー(歌手)だった。実家は電気屋さん。当時はレコードも売っていたそうな。そんな家庭環境からか、音楽学校に通い、ラジオやステージで歌っていたという。演歌からシャンソンまでレパートリーは幅広く、自身のレコードも出していたというからすごい。立派なオーディオセットの隣のラックにはもちろんそのレコードが大切に保管されている。
お茶とお菓子をごちそうになりながら1時間ほどそんな話を聞いた。松浦修を形成したルーツに触れ、心安らぐ心地よい時間を過ごすことができた。次回おじゃまするときはどんな面白いエピソードが聞けるのだろう。楽しみだ。
SAM’S BIKE 30周年! 1991-2021
サムズバイクの3月は忙しい。
2021年3月21日はサムズバイクの創業30周年なのだ。
20日と21日の二日間、大感謝祭が執り行われる。
松浦さん亡き後のサムズバイクはオサム精神を継承しつつも、新生サムズバイクの若いDNAとナミズバイク(NAMI'S BIKE)のセンスが融合してええ感じ。古臭い(俺たちが愛する)オサム色はほどよく薄れ、アップデートを繰り返しながらサムズバイクは確実に進化している。
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東京世田谷西部の2月は暖かい日が続いていた。
僕の朝イチは、雨が降らなければ1時間ほど自転車に乗るか、近所を歩くかをほぼ日課としている。
天皇誕生日。成城界隈を2時間ほど歩いた。
新型コロナウィルスの緊急事態宣言中というのに春の陽気に誘われた地元の方々が多く出歩いていた。
自分たちも出会歩く人々のひとり、だった。
家から歩いて20分の成城の洋館。4年ぶりで立ち寄った。
1937年頃に建てられた旧山田家住宅だ。世田谷区が維持管理、一般開放されている。自分のような古い洋館好きにはたまらない場所である。住宅の一部がカフェになっているのでここで休憩もできる。本来ならここでゆっくりしたいところなんだけれど生憎コロナ禍で閉まっていた。残念。
では見学だけでも。
二階建ての旧山田家住宅。この日の見学開放は1階のみだった。2か所あるつくりの珍しい階段を上って2階の寝室などの部屋に入ることができずに、こちらもちょっと残念。
そして残念だったことがもうひとつ。
説明パネルの展示が多いこと。設置場所もイマイチなので、せっかくのレトロな洋室の壁面の美しさが隠れてしまって見えない。部屋が見通せる洋館の開放感も損なわれていた。洋館に引っ越してきた日本人が、持ってきた家具や物品をとりあえず必要だからという理由で空いてる場所に置いちゃいました、というような”ものが多いな”という感じかな。展示パネルや資料の置かれたテーブルが意外と邪魔で、見学者同士、ところどころで進路を譲ったり譲られたり。必要最低限のパンフレットだけだったら、人がすれ違う際に気を使ったり、窮屈になってストレスがたまることもないはずなのに。
4年前、2017年に立ち寄った旧山田家住宅は解説パンフレットが小さなテーブルの上に置いてあるだけだった。解説の展示パネルや物販コーナーなどもなく、スッキリしていた。空き家のようなガランとした室内にお邪魔しますと入って、昭和モダンの洋館の雰囲気にどっぷり浸って至福のときを過ごせた。
何はともあれ、現存する洋館は貴重である。戦後、GHQ連合国進駐軍に一時接収された歴史も刻まれている。各部屋異なる寄木張りの木製フロアはともかく美しい。修復耐震工事の過程では床面から当時のバスルームのモザイクタイルが現れたという。
旧山田家住宅では古い建築様式や戦後の日本の歴史についてのエピソードを見学しながら知ることができる。貴重な文化財なのに気軽に出入りして当時のたたずまいを体験できるので面白い。
ひと通り室内の見学を楽しんで住宅の庭に出た。
庭のポーチから青空を背景にほころんだ梅の花を眺めた。
眼下に広がる成城みつ池緑地を見渡した。
3月の桜の季節にまた来よう。
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国会が始まった。
納税者のひとりとして国政をチェック。国会中継をラヂオで聞くか、ネット経由で観ている。仕事もしているのでお知り合いの皆さま、ご安心を。
で、国会中継。
これが酷い。小学年時代の学級会の様子をちょっと思い出してほしい。学校やクラスの問題をみんなで話し合って解決したり物事のルールを決めたり。そこに「居眠り」をしていた友達はいただろうか。
国会では国会議員が「居眠り」をしている。大臣席でも「居眠り」しているのだ。国会中継を初めて見たとき僕はさすがにびっくりしたことを思い出す。さらに驚くことには、「居眠り」を指摘されても、注意されても、批判されても、議員たちの「居眠り」いっこうに減らないのだ。これにもびっくりだ。
最低だと思わないか。
国民の税金で「居眠り」議員の給料や活動費が払われているんだぜ。
信じたくはないが、国会は小学生の学級会よりも確実にレベルが低くなってしまった。現役小学生の皆さんにはたいへん失礼な話でいろいろな意味で申し訳ない。
国会審議のレベルの低さは他にもある。
質問には明確にわかりやすくお答えするというのが一般社会の常識だ。でも国会では様子が違う。
質問に対して答えていない。
明確に答えない。
答えの内容が意味不明、さっぱりわからない。
大臣たちの答弁にはそんな回答が多い。聞いていると煙に巻かれるか、頭が混乱してぐったり疲れてしまう。
いったいこの無駄な答弁の繰り返しは何なんだろう。
国会は僕ら国民が幸せに暮らせるように、税金の使い方を決め、コロナ感染拡大防止などのような諸問題を解決するために最善の対策を練って、話し合いを重ね、決めて実行させていくところだ。
政府から提出された政策案を国会議員がチェックする。国会の場で、より効果のある政策にするために詳細の説明を政府に求めたり、心配事を質問したり、修正を提案したりする。それに真摯に答えることが大臣たちの仕事である。そう思うだろ。
ところがこの国会の審議があまりにもお粗末。頭を抱えてしまうこともある。
例えば質問者の議員が「朝ご飯はたべましたか?」と質問する。大臣は「ご飯は食べていない」と答える。大臣は朝食にパンは食べていたのにお米のご飯はたべていない。だからご飯は食べていないんだよね、と。
こんな質問内容をはぐらかす答弁、やり取りが多いのだ。
審議の論点がずれていく。
質問内容、質問意図を理解しているはずの大臣は自分の都合いいように論点をずらし、都合の悪いことには答えない。
国会を聞いているとよくわかる。
論点ずらしの答弁を繰り返し聞かされる僕ら(有権者)に身にもなってほしい。
疲れてしまうよ。
国会中継を聞くには覚悟と忍耐が必要だ。
国会中継でストレスがたまる要因は質問に答える大臣たちの心のこもらない原稿棒読みの答弁がある。
国会の質疑応答は質問者からの質問が事前に提出され、あらかじめ回答が作文される。質問に関係ないと思われる内容も付け加えられて答弁原稿はダラダラと長いものになる。高齢者の多い大臣にも読めるようにと大きな文字で書かれた答弁原稿。
これを感情もなく朗読するだけだから聞いている僕らは辛い。
内容のない答弁も多い。
辛さが増す。
これは健全な審議といえるのか。国会審議は「形式的なもの」でいいのか。
僕には茶番劇にしか見えない。
形式的でお粗末な内容の国会の審議は小学生の学級会にも及ばない。
情けなさと憤りと怒りが入り混じる国会に絶望を感じてしまうのは僕だけだろうか。
自分の支払った税金がきちんと使われているのだろうか?と思う。
僕が国会中継を見聞きするのは自分が収めた税金がきちんと国民や社会のために使われていのるかをチェックするためだ。
それが国会のお粗末な審議で時間を無駄にし、こちらがストレスや絶望を感じさせられるのではたまったものではない。
そこで僕は国会審議の茶番劇を「お笑い」だと思うことにしている。
国会の審議では思わず笑っちゃうようなバカバカしいやり取りも多い。
自分の頭を冷やし、少し斜に構えた見方をすると、それはそれで笑えることもあるのだ。
国会を喜劇として楽しむこともできる。
しかし、国会は僕らの税金を使って開かれている。
そう考えるとやはり頭にもくる。国会のおかしなところ、政策のおかしなところ、国会議員のおかしなところを見て見ぬふりはできない。そこで僕は自分の意見、要望、クレームを直接当事者へお届けすることにしている。
国会中継のその日のうちに、気になったことはすぐ。
皆さんにも国会中継をチェックすることをおススメする。
そして、おかしいと感じたら、もしくは頭にくることがあったら、それを当事者に直接伝える。モヤモヤした気持ちが少しはスッキリするかもしれないし、小さな声が集まればいずれ国や政府を動かせるかもしれない。
そんなことを思って「文句があったら直接伝える」ことにしている。
僕がよく意見を書き込むところをリストアップしてみた。
皆さんもぜひ。
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運動不足の解消に自転車に乗るか歩くか。公園の鉄棒で懸垂、なんちゃってなヨガもする。仕事の日でも休みの日でも出来る限りカラダを動かすことを心がけている毎日である。
1月も終わりに近づいた某日。
天気が良く暖かかったので3時間ほど歩いた。駅周辺や商店街は人も車も自転車も意外と多かった。新型コロナウィルス拡大防止の緊急事態宣言期間中なのにこの人出。いかがなものかと思う自分も、天気の良さに誘われて外出しているのだからそんなことを言う立場にはないのだが。
人との接触を極力避けられて、緑の多い場所をルートに選んで歩く。ルートの途中には農園がある。週に何度か、新鮮な野菜を仕入れるところだ。
今日は青空野菜販売所は閉まっていたけれど、農園主の姿があった。
「いつも美味しい野菜をありがとうございます」と声をかける。そしてポカポカの午前中の陽ざしを受けながら、少し野菜の話しをした。
「このカブ、そのまま食べてみてよ。農薬使ってないから」と農園主がカブを一本くれた。ガブっとかじると、カブは柔らかく瑞々しい。そして甘い。美味いよ。茎と葉っぱまでぼりぼりと食べてしまった。
あまりの旨さに、新物のカブを10本分けていただいた。農園主は畑からカブを引き抜いて、採れたてを渡してくれた。
美味しい無農薬有機栽培の新鮮野菜が近所で手に入るのはとてもありがたいことである。
地産地消は無駄がない上に、つくる人の想いが美味しさを通して伝わってくるのが嬉しい。
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2021年1月15日、金曜日。今日の東京都の新型コロナウィルス感染者数は2,001人。
コロナ禍の生活で不要不急の外出を控える毎日。新規の営業活動も”足で稼ぐ”時代は今は昔になりにけり。そんな運動不足を少しでも解消しようと、ちょっと早起きして小一時間のサイクリングに出かけている。
この間、自転車で多摩川まで出かけたときのこと。多摩川まではゆっくり走って20分か30分なんだけど、到着して深呼吸してちょっと遊んで帰ろうかなと思って自転車にまたがったら、なんとタイヤの空気が少し抜けているのを発見。ひぇ〜、これは大変だ。早く帰らなきゃ。というわけで大急ぎで帰宅。
これはもう完全にタイヤのパンク。ゆっくり空気が抜けるスローパンクのようだ。確認のためにタイヤにガッツリ空気を入れて再チェックしてみたら、なんとタイヤのリムから空気が漏れているじゃないの!
えっ、嘘でしょ?
これにはビックリ。
リムは米国サーリー社のファットバイク(太いタイヤの自転車)用のもの。超頑丈なはずの『ラージマージ』っていう名前のリムなんだけどね。
心配になって友人の自転車屋さんに見てもらったら「まだ大丈夫」とのことでひと安心。ファットバイクのスペシャリストの友人の見立てだから、しばらくは大丈夫なんだろう。ちなみに空気の漏れているリムの継ぎ目部分、隙間が『1ミリ以上』になったらヤバイらしい。ときどきリムに水かけてチェックしなければならないな。
タイヤチューブのパンクのほうは、水を張ったバケツに浸けたらすぐに特定できて無事に修理完了。
タイヤチューブのパンクよりも、リムから空気が漏れているという珍しい光景がアタマから離れないのでブログに貼っておく。
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困ったことに、東京都の新型コロナウィルスの感染拡大は年が明けても依然続く。ついに1月8日には二度目の『新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言』が発令された。
東京都の新型コロナウィルス感染者数の推移は1月1日783人、2日は814人、3日は816人。4日884人、5日1,278人、6日1,591人、7日2,447人、8日2,392人、9日2,268人、10日1,494人、11日1,219人、12日970人だ。
感染リスクにおびえる毎日の生活は緊張を強いられ、なんとも奇妙な感覚の世界になってしまった。
この一年、新型コロナウィルスの感染拡大と見えない終息の不安から、日常の生活や経済活動は様変わり。社会は委縮し、経済は消極的になった。そんな状況でも仕事の依頼があるのはとてもありがたいことである。
人と人が会する仕事の打ち合わせは減ってしまったが、まったくなくなってしまったわけではない。テーブルを囲んで相手の顔を見ながら話し合うことで物事がスムーズに決まり、アイディアが現実のものとなり、仕事が効率的に進みメリットも多い。
そんな打ち合わせがあるときは、風通しがよく、感染防止対策のしっかりしたお店を選ぶ。僕がよく利用するお店は『ドトールコーヒー』ゲートシティ大崎店。いち早く新型コロナウィルスの感染予防に取り組んでいた数少ないお店のひとつである。
店内には感染予防のためのアルコール消毒液が各所に置かれている。非接触タイプの自動噴霧アルコール消毒器も早くから導入されていた。自分で自由にテーブルや椅子を消毒できるようにペーパーとアルコール消毒液もセットで用意されている。
アルコールの濃度は『70度以上』。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)で消毒の有効性が確認された濃度70度以上のアルコールを使用している。これもありがたい。
さらにお店の入り口には非接触型の『体温計』と動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を計る『パルスオキシメーター』。コロナ感染予防対策のマストアイテムであるばかりか、その日の自分の体調をチェックするのにお世話になっている。
『ドトールコーヒー』ゲートシティ大崎店のきめの細かい新型コロナウィルス感染予防対策は自分の生活でも大いに参考になる。動脈血酸素飽和度をチェックする『パルスオキシメーター』を昨年購入した。アルコール濃度77%の消毒液も使うようになった。
コロナ感染の終息がまったく見えない2021年1月、コロナに疲れて気が緩んでしまわないように注意したい。身のまわりの新型コロナウィルス感染予防対策をあらためてしっかりチェックして気を引き締めて生活しようと決意するのである。