映画ワンエイティ・サウスとインフルエンザからの教訓

  • 2011.02.03 Thursday
  • 23:59
ホロホロ日記 555blog 180° SOUTH インフルエンザ

不覚ながらインフルエンザA型の攻撃を受け、1週間ほど前にダウンした。その後、順調に回復し、まわりの人への感染予防自主謹慎期間をようやく終え、どうにか復活。その間、約束をキャンセルしたりで友人知人、仕事関係の皆様にご迷惑をおかけした。ごめんなさい。

さて少し前(インフルエンザ感染直前)のことなるが、1月22日、映画「180°SOUTH(ワンエイティ・サウス)」の初日を観に行った。アウトドアアパレルブランド、パタゴニア社の創業者、イヴォン・シュイナードとノーシュフェイス社の創業者ダグラス・トンプキンスが、1968年に旅した南米パタゴニア。40年余りを経た現在、この旅に憧れたアメリカ人青年が同じルートを辿った記録を収録した映画である。

来日していたクリス・マロイ、出演者ジェフ・ジョンソンの舞台挨拶があるというので初日の午後イチの回を観に行った。サーフィンを愛するクリス。クライミングを愛するジェフ。彼らが語る映画についての話しは、熱い制作の想いというよりは、自然に対しても人間に対しても謙虚で優しい淡々とした等身大の世界観だった。彼らの普段着の生き方が伝わってきた。自然を相手に真面目に遊ぶ人たちから、国境、時代を越えた何か特別な“共感”を感じることができる。

映画「180°SOUTH(ワンエイティ・サウス)」のなかで一番興味深いかったのは、イヴォン・シュイナードとダグラス・トンプキンスのインタビューだ。昔の旅の思い出や南米の地道な自然保護活動を語るふたり。ストーブのヤカンを囲んで、言葉少なにリラックスしている二人の姿は、年齢とともに積み上げられた友人としての強い絆と信頼関係が伝わってきた。会話がなくても気のあった古い友人と、同じ空間、同じ時間を共有していることの素晴らしさ。自分が70歳になったとき、こんな風に素晴らしい安堵の時間を共有できる友人はいったい何人いるだろうか。

インフルエンザに感染して予定していた古い自転車仲間のバイクライドをキャンセルしたことを思い出した。20年後、僕らはイヴォン・シュイナードとダグラス・トンプキンスのように、古い友人たちと心の通じ合う同じ時間を過ごすことができるだろうか。

友人たちとの理想的な関係とはどうあるべきか? 後悔しない人生とは?
そんなことを考える機会を与えてくれた映画「180°SOUTH(ワンエイティ・サウス)」だった。

JUGEMテーマ:映画
 

今は亡き米軍ハウス「ザマコート」の特大クリスマスツリー

  • 2010.12.20 Monday
  • 22:44

1990s ZAMA COURT Xmas TREE

年々、街中のクリスマス気分が薄れてしまうことに寂しさを感じる今日この頃。ふっと思い出すのは今は亡き、かつての住まい米軍ハウス「ザマコート」の特大クリスマスツリー。

「ザマコート」は1950年代初頭、在日米軍向け住宅として建てられた、いわゆる米軍ハウスである。1980年代半ばから、日本人も住むようになり、僕が住み始めたのもちょうどその頃。それから老朽化で壊される1990年代後半までのあいだ、ザマコートが僕の住処だった。

そこで特大クリスマスツリーのことである。米軍ハウス「ザマコート」の楽しみのひとつがクリスマスのイルミネーションの豪華さ。贅沢すぎる3,000坪の敷地に建つ50世帯の在日米軍向け集合住宅は眩しいほどの電飾で見事に飾られる。毎晩帰ってくるのが楽しみだった。中でもひときわ素晴らしいクリスマスツリーのイルミネーションを作り上げていたのが住民のひとり、ワンダーマートの主人宅である。二階建ての高さの特大クリスマスツリー(写真)が広い芝生の庭に登場。これがとてつもなく凄いのだ。あまりに強烈なインパクトがあったせいか、クリスマスの時期になると毎年、この巨大クリスマスツリーを思い出さずにはいられないのである。

今年は先日、上京した義理の母のお供でディズニーシーへ行き、一足早いクリスマスを満喫してきた。初めてのディズニーシー、行ってみるとしっかりと作りこまれた気持の良い非日常の世界に感心するばかり。ディズニーシーをちょっと甘く見ていました。食わず嫌いは損をする、という教訓でした。

1970-1980年代アウトドア温故知新ブログ「モノシリ沼」を海外WEBサイトが紹介

  • 2010.09.16 Thursday
  • 12:47
JUGEMテーマ:スポーツ

友人とふたりでコツコツ更新しているブログ“モノシリ沼”。
恥ずかしながら海外のアウトドアカルチャー系サイトのアーカイブ資料として、
こっそり紹介リンクされているようです。

モノシリ沼は自分たちの愛用した(する)1970年代〜1980年代のアウトドア用品を通して、先人たちのモノづくりの精神やアウトドアカルチャーの奥深さを再確認し、微力ながら少しでも未来へ受け継ぎたいと始めた、私的でかなり偏った温故知新のブログです。

モノシリ沼 555 outodoor lab 1970-1980年代 アウトドア 温故知新

ご興味のある方、のぞいてみてください。

モノシリ沼はこちら → モノシリ沼

紹介していただいた海外のWEBサイトはこちら ↓
Compass: Charting the Evolution of Outdoor Gear

新宿ラルゴ。スノボとピストバイク

  • 2010.06.13 Sunday
  • 21:53
JUGEMテーマ:スポーツ

555nat.com、ラルゴ、ピストバイク、松川けんし、ブレインズ

週末、オリジナルTシャツ製作の打ち合わせでバックカントリー・スノーボードショップの草分け、新宿ラルゴさんへ伺った。
今年もTシャツのプリントデザインは巨匠イラストレーターの松川けんし氏、シルクプリントはブレインズの三原さんが担当する。

ところで、ラルゴさんの店頭に停まっていた二台のピストバイク。
お客さんのバイクかと思ったら、なんと売り物。
スノーボードショップにピストバイク。なかなか面白いセンスの組み合わせ。

そういえば、札幌のサムズバイクに寄ったとき、お店にいた常連ピストバイカーたちの中にプロスノーボーダーが何人かいたことを思い出した。
バックカントリー系スノーボーダーたちが山から下りてきたときに、街乗りのアシでラルゴのピストバイク、っていうのも悪くないんじゃないかな。
ブームで乗り始めちゃったファッションピストバイカーたちもそろそろ落ち着いてきたようだし。

ちなみにバイクの価格は4万円台と買いやすい価格帯。
イギリスでデザインされたピストバイクらしい。

バックカントリースノーボード専門店「新宿ラルゴ」のピストバイクって興味あるでしょ。
詳しくは新宿御苑前のラルゴさんで。 

とげぬき地蔵の耳かきと唐辛子

  • 2009.10.04 Sunday
  • 22:58
とげぬき地蔵の七味唐辛子

初めての場所は胸がときめく。

ご年配の方々のもうひとつの”原宿”と呼ばれる「とげぬき地蔵商店街」(JR山手線「巣鴨」駅すぐ)。予想に反し、いい感じ。
確かにご年配の方々は多いが、商店街のあるべき姿、つまり生活に必要な物品食材がすべて揃う多様なお店が連なり、庶民的な価格と雰囲気がある。
それに、通りの道幅も意外に広い。
このあたりはのんびりした生活が楽しめそうな便利そうな街だと思った。

突然だが、話しは約20年くらい前。
トレイルストアのハジメちゃんに誘われて、初めての世田谷ボロ市に連れて行ってもらった時のこと。
バナナのたたき売りや古道具屋をまわって二人が偶然見つけたスゴイ店。
オーダーメイドの「耳かき」屋さん。
耳の穴にあわせて、その人にあった耳かきをその場で作ってくれるのだ。
スゴイよね。耳の穴の形状って、みんな違うものね。

たしか、1本、2千円ぐらいの値段で、20代の僕らには少々高い買い物だったけれど、二人とも迷わずオーダー。

店のご主人は耳の穴を真剣にのぞき込んで、それから竹の材料を刃物で上手に細工しはじめた。待つこと約30分。出来上がった竹製の特別注文の耳かきに”馬木の耳かき”とスタンプが押され、ご主人はそれを丁寧に紙袋に入れて僕らに渡してくれた。
いつもは巣鴨の「とげぬき地蔵」の境内にお店を出しているからね。
そんなことをご主人は言っていた。

その言葉がずっと記憶に残っていたので、境内に耳かき屋さんを見つけたときはちょっと嬉しかった。
しかし、そのお店は”馬木”さんの耳かきではなくて、別の人の耳かき屋さん。

馬木の耳かきはいったいどこへ行ったのかと思っていたら、
帰りに寄った同じ境内の唐辛子屋さんが教えてくれた。
残念なことに8年前に亡くなられたとのこと。さっき見た耳かき屋さんは馬木さんの後釜の方。耳かき作りを1年間修行して出店したとか。

唐辛子屋さんと馬木の耳かき屋さんは一緒に世田谷ボロ市に出店するなど一緒にいろいろな市をまわった仲だったそうで昔話をいろいろ聞かせていただいた。
帰り際、特別ブレンドの七味唐辛子と職人手作りのケヤキの入れ物を買った。

耳かきのほうは、20年前ポロ市で買った”馬木の耳かき”がいまだ健在。
元気に働いているので、当分買い換えることはなさそうだ。

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